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九月の四分の一 (新潮文庫)
 
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九月の四分の一 (新潮文庫) [文庫]

大崎 善生
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

逃げるようにして、僕はブリュッセルへ辿り着き、世界一美しい広場で、ひとり悄然としていた。潰えた夢にただ悲しくてやる瀬なくて。そこで奈緒と出会った。互いの孤独を埋めるような数日間を過ごし、二人は恋におちるのだが、奈緒は突然、姿を消した。曖昧な約束を残して(表題作)。―出会いと別れ、喪失と再生。追憶の彼方に今も輝くあの頃、そして君。深い余韻が残る四つの青春恋愛短篇。

内容(「MARC」データベースより)

遥か遠くにいて、今も君を近くに感じている…。失われた時の痛みとぬくもり、心のゆらぎを紡ぐ、甘美な恋愛小説4篇を集めた短篇集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/02)
  • ISBN-10: 4101265712
  • ISBN-13: 978-4101265711
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 244,367位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』ともに、同様の熱く重くとんがった情熱をほとばしらせていた大崎氏、ここに来て全く別の恋愛小説の展開をみせてくれましたね。4つの短篇は、それぞれに趣をたがえながら、どれも清冽な気配を失わず、過去の話を語るだけにとどまっていない。そこが『九月の四分の一』のいいところだと思います。2つ目の「ケンジントンに捧げる花束」は、吉田宗八という日本を捨てイギリス人として亡くなった老人を配することで、恋愛小説の域を超えて落ち着いた味わいのあるものになっています。表題作にもなっている「九月の四分の一」は、外国の風物をバックに、もう取り戻せない過去の恋の経緯が明かされる。“クオーター・セプテンバーじゃなくてキャトル・セプタンブル”と、ずっと心に引っかかっていた違和感の謎がとけて、僕が静かに過去の恋を胸におさめるシーンは切なくてちょっと泣けます。大崎氏の本は、いつも装丁がとても綺麗で、今回もステキです。装丁にマッチした内容で満足しました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
恋愛短編集 2007/4/9
形式:文庫
変?なタイトルに惹かれ買ってみました。

収録されているどの短編もいいです。長編も読む前に短編からどうぞ。

(ただ、どうしてどの作品の主人公もこんなに無気力なんでしょう?)
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 私は青春小説に弱いのかもしれない。使われる小道具に、いちいちグッときてしまう。「報われざるエリシオのために」という、実在するかどうかわからない彫刻。その基になるヨーロッパ民話の詩的情緒がたまらない。

 「ケンジントンに捧げる花束」で宗八が、拷問された体で口にするアイ・ラヴ・ユー。悲壮な美しさだ。

 そして、北海道の小さな公園で、アコースティク・ギター!でゆるやかに歌われるツェッペリンの「ロックン・ロール」。「悲しくて翼もなくて」は、夭折した天才女性シンガーとの交流をよくあるストーリー展開で流したものに映るかもしれない。だがここに描かれる情景の清明さは、「ロンリー・ロンリー・ロンリー…」と繰り返される有名な英詩と響きあって美しい。

 表題作は、文学を志した青年が一度は夢見た、せつない出会いの物語だ。
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「君は書ける」
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4つの短編すべてが印象的で心に優しくのこるものでした
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投稿日: 2006/9/8 投稿者: 月花
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