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九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)
 
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九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18) [文庫]

エラリイ・クイーン , 大庭 忠男
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18) + 災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)
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登録情報

  • 文庫: 414ページ
  • 出版社: 早川書房 (1978/07)
  • ISBN-10: 4150701180
  • ISBN-13: 978-4150701185
  • 発売日: 1978/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
クイーン(ダネイ)がベスト3に挙げた作品ですが
と同時に日本で受けが悪いことを気にしていた作品
病んでいるアメリカを
サイコスリラー調に書き上げた無気味な作品ですが
当時の日本では大量殺人ものは売れなかったんだと
妙に納得してしまいます。
今の日本の新本格物の方がよほど人が死にますしね
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By voodootalk 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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1977年秋来日したフレデリック・ダネイは(共作者のマンフレッド・リーは1971年に没している)、インタビューに答えて作者自身のベスト・スリーに以下をあげている。
1.『チャイナ・オレンジの秘密』
2.『災厄の町』
3.『途中の家』
そして番外として本作『九尾の猫』をあげている。
本作は1949年の作で、いわゆる国名シリーズやX・Y・Z・最後のドルリー・レーン・シリーズを書き上げた後であり、スタイルの呪縛から解かれ全く新しいエラリー・クイーンの冒険をその広範な知識のもと作り上げる時期だったと思える。プロットが実に現代的で他のレビューアーが書いている通り本作はクイーンの最高傑作だと僕も思う。
他の『本格』作家に与えた影響も大きい。法月綸太郎氏などは『二の悲劇』の中で本作を『バイブル』と書いているくらいだ。国名シリーズやX・Y・Z・最後のドルリー・レーン・シリーズを読み上げてクイーンを理解したと思うなかれ、最高の果実はその先にあるのだ(●^o^●)。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人間描写に重きを置いたミステリーです。
なぜこういったかは終盤でわかると思いますが
その終盤を読むと人間がいかにしてそうなっていくか
と言うことがいっそうよくわかって面白かったです。

でも読み心地は残念ながらお世辞にも
いいものではありません。
読み終わった後非常に重苦しい気持ちにも
なりましたし。

しかしながら、それに余りあるほど
終盤の展開がものすごいです。
人と言うものはある種の感情を持つと
ここまで恐ろしいものになれるということ…

恐怖すら覚えました。
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