なんてまあ、見事な絵なんでしょう。著者のデッサン力、絵の上手さにびっくりしました。キャラの風貌、表情、動物の絵も上手いですけど、殊に目を奪われたのは、登場人物たちが着ている民族衣装。各人それぞれの帽子やターバン、オリエンタルな雰囲気あふれる服装など、思わずため息がでてしまうほど魅力的。うっとりしてしまいました。
「第二話 お守り」の初めのほうも凄いです。家の柱となる木を、職人の爺っちゃんがノミで彫っていくと、文様・模様が浮かび上がってくるシーン。生き生きと描き出されていく絵の、精緻で見事なこと。Wonderful!
八つ年下の夫を思いやり、気遣う花嫁アミルの健気な姿もよいなあ。カゼをひいて熱が出た夫を案じて、おろおろしながらも一心に看病するアミルを見てたら、ほうっと胸があったまってきましたね。ほのぼのとした心持ちになりました。
それにしても、なんて素敵な絵を描く人なのか。著者の漫画は初めて読んだのですが、たちまち魅了されてしまいましたー。