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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最後まで天の邪鬼な姫子を救っての完結,
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レビュー対象商品: 乙女革命アヤメの! 3 (MF文庫J し 1-7) (文庫)
キャラがようやく独り歩きし出したのに……と残念な完結である。今回、満を持して(?)やってくれたのが樹里亜。ナイス過ぎる獅子奮迅の大活躍である。姫子の本性が白日のもとに晒されるや樹里亜の正義が大爆発!その横暴に立ち向かう正義の味方として蛮勇を振るい始めるのだが、これに成り行きからアヤメが巻き込まれる展開が前半である。その出で立ち(P.132)がなんとも可笑しくて微笑ましい。後半ではいよいよタイトルの「乙女革命」が勃発してアヤメの正体も明かされる。なかなかの盛り上がりを見せる展開の中で姫子の企ても明らかになるのだが、これがまた遠大かつ裏の裏を読み切った計略で、15歳の娘っ子が企てるには出来過ぎじゃありませんか?というか、第1巻から全部姫子の策略だったのですか?と思わなくもない。なんでもかんでもお見通し過ぎな姫子だが、本当の本性を看破するアヤメによって救われる展開は良かったと思う。最後の、実にこの2人らしい折衷案によって見せる結末は、当初と立場逆転の入れ替わりが秀逸なもの。伏線もしっかり回収されながら続きも描けそうな終わり方になっている。あとがきにあるように「第二シリーズ」を期待したい。あまり描かれなかった蘇芳家の方とか、樹里亜メインのスピンオフとか、いろいろと後日談絡みの短編集でもイケると思うので。
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