この本の帯には、こうある。
イケメンが方言を話すと、萌える!
乙女のための一冊
47人すべての男子が訛っています!!
時代は変わったものである。
ついこの間まで(たぶん昭和の時代まで)、「せっかくの良い男が、方言喋ってたら台無し」と思われていたのだ。
地方出身の芸能人は、方言を矯正するのに人知れず苦労していたものだ。
それが今や「イケメンが方言を話すと、萌える!」である。
方言を話した方が魅力的、ということだ。
変われば変わるものである。
方言は、意味伝達機能において共通語よりも豊かであるという特性があるため、日常のコミュニケーションにおいて共通語よりも便利である。こういう実用性に加えて郷土愛が加わるため、これほどマスメディアが発達した21世紀日本においても、方言はまったく滅びていない。むしろ九州地方などでは、若い人たちを中心に積極的に方言を使っていこうとする動きが見られる。
本書は、47都道府県を47人のイケメン男子に擬人化して各地の方言の特色を解説したもの。
各地の方言について気楽に概観できる。多少のツッコミどころもあり、方言に興味のある方には、楽しんでもらえると思う。