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乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房)
 
 

乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房) [単行本]

堀江 宏樹 , 滝乃 みわこ
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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乙女の日本史 文学編 (コンペイトウ書房) + 乙女の日本史
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商品の説明

内容紹介

ベストセラー『乙女の日本史』第二弾、ついに登場!
さよなら、おじさん目線の文学論。

教科書で習ったあの名作も、乙女目線で読み解けば新たな「日本」が見えてくる!!
「いままで私が信じてたのは“おじさん史観”だったのか!」と、「歴女」のみなさんに
熱烈な支持をうけ、歴史読み物としては異例のベストセラーとなった『乙女の日本史』から1年。
第二弾は「日本文学」を乙女目線で読み解きます!

■第一章 上代文学 アマテラスは男か女か?――『古事記』『日本書紀』ほか
■第二章 平安文学 元祖・おひとりさまが嫌った「えせさいわい」――『枕草子』ほか
■第三章 中世文学 乙女目線の文学批評の誕生――『無名草子』ほか
■第四章 近世文学 男の娘(おとこのこ)が二人も大活躍☆――『里見八犬伝』ほか
■第五章 近現代文学 美少女搭載おじさんモビルスーツ・谷崎――『痴人の愛』ほか

■特別読み切り
・少女小説の「エス」の世界
・ヒロイン・ヒーロー像にみる近現代の男女観 ほか

内容(「BOOK」データベースより)

『源氏物語』も『里見八犬伝』も『こころ』も乙女目線で読み解けば新たな「日本」が見えてくる。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2010/10/8)
  • ISBN-10: 4408411477
  • ISBN-13: 978-4408411477
  • 発売日: 2010/10/8
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 138,120位 (本のベストセラーを見る)
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By shimant
歴史という「出来事」はひとつであっても、その読み解き方はひとつではない。前作『乙女の日本史』は、歴史の違う眺めを絶妙に抽出した1冊だった。その流れを踏襲した今回のテーマは、「文学」。

私が高校時代に学んだ文学史は、いわゆる「暗記科目」であった。夏目漱石といえば『こころ』、樋口一葉といえば『たけくらべ』、といった具合に。ただ単に、誰が何を書いて、それがどんな内容でどう分類されるのかを学んだだけだった。

本書はそこに乙女の目線で‘作者がどういう人間であったのか’や‘作者の生きた時代はどういうものであったのか’を描いている。文学はそこを理解してこそ、何倍も面白く読むことができる。

大学受験の勉強をしていた頃、どうにも源氏物語と相性が悪かった。出題されれば必ずと言っていいほど間違えていたので、源氏物語と聞くと今でもちょっと身構えてしまう。ただ、本書を読むと内容の解釈もさることながら、後世の人びとにどういう受け止められ方をしていたのか、それまでの見方では見えていなかったことを知ることができる。源氏物語に没頭(妄想?)し続けた日々を『更級日記』でさらけ出した菅原孝標女。鎌倉時代に早くも乙女目線の本音トークを完成させていた藤原俊成女。公家とともに文学が地方へ散らばった戦国時代に“おじさん”が大好きな精神論へと解釈を曲げられた『源氏物語』。

文学といえば高貴・高尚なイメージがあるが、こうして見ていけば、「なんだ、今とそれほど考えていることが変わらないじゃないか」と、小難しい考え方を抜きにして文学をより‘近く’に感じることができる。

昔ながらの凝り固まったものでは見えてこない文学の世界。本書のように、ひとつの文学にもいくつかの眺めから見なければ、本当の醍醐味は見えてこない。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モワノンプリュ VINE™ メンバー
 以前に同じ著者の『乙女の日本史』を読んでいて、それがヒットしたらしいから続篇なんだなと、単純に考えていました。装丁も全く同じコンセプトと言っていいわけですし。
 しかしフト見ると、先の本の版元が東京書籍なのに、こちらは実業之日本社。何があったんだろうと思いました。
 で、内容ですが、私は前著にかなり否定的なレビューを投稿したのですが、こちらはグンと面白くなっています。万葉集から近代文学まで、登場する「乙女」を拾い上げて描かれ方を紹介していくのですが、神代の昔から近代文学までの文学史を「乙女」の視点からほとんどワンショットに収める才気には、舌を巻きます。タイトルにも納得。
 著者は間違いなく、内に「乙女」を飼っている、ていうか、この著者は「乙女」に違いない。他にも著作はかなりあるようなので、読んでみようと思いました。
 ちなみに本書の活字は、漢字と平仮名で書体を変えるマンガ方式を採用しています。読みやすさはそこから来ているのかも知れません。
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By maui トップ50レビュアー VINE™ メンバー
日本文学を、古事記・日本書紀からスタートして近代まで抑えてあります。
今回の本は、日本の歴史編よりもさらに「元々ある程度の日本文学史の知識があることを前提に」書かれているような気がします。近代なら芥川と三島と太宰のそれぞれの自殺の理由は知っているという程度の前提。

活字離れと言われる中、ここでレビューを読んだりしている方には常識くらいの内容の前提だとは思いますが、知っていないとちょっと解説が足りない。「本来言われていることはこうですが、実は」の、本来の部分ははしょられていますので、例えばこれから中学受験します、というような方には文章は読みやすくとも、内容はちょっととっつきにくいかもしれません。大学受験生の夏休みの息抜きにはいいかもしれません。

感想として、日本の文学は小さな波があっても結局1000年以上も同じ流れの中来ているんだなということ。同性愛的なものにちょっと萌えてしまう文学少年・少女というのも、今もいますが過去も大勢。というかそういう文学ばっかり(笑)

受験に直結する内容ではありませんが、もし「文学史」という科目は無駄だと思っていたり、暗記科目だと思っている人がいたら、読んでみると楽しいと思います。「乙女」とありますが、高校生から大人まで、男女問わず楽しめる内容でした。
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