冒頭のシーンのみ、面白かっただけでしたね。
「乙女の皆さん、血を吐いてください」というセリフ。吐血という日本語が大好きな教授。
怒りマックスになると「あたくし、実家に帰らせていただきます」という印籠並みの宣言。
キャラクタ登場場面のインパクトだけで読み始めて、……うーん。
アンネを題材、ということが現代にとってどうという意識についてはノーコメント。
題材が時代に合う合わないはどうだっていいんですよね、面白ければ。
キーポイントは「乙女」ですよ。
アンネ然り。外語大の女子大生然り。とはいえ女子高生ならばまだしも……。
女子としての乙女。純潔である乙女。
いろいろな乙女がごちゃまぜになった雰囲気でした。
アンネのセリフ暗唱。スピーチ。大会。難しさが際立たないままで首を傾げました。
ただひとつ。
この文章で芥川なのかと。
キャラクタは魅力的だったと思います。特に教授が。
関西弁も味があって好みです。