深山作品の醍醐味はこのじれじれ感ですね。
とはいえ、ようやくヒーローがヒロインに感情移入していきつつもクール(と言えるのかどうか)さを保っているという、ある意味戦隊モノで言えばブラックかブルーのような性格づけであるところがとても自分のツボに直球ストライクでした。
本の内容はとても満足のゆくものでしたが、残念なことにDVDの出来がいまひとつ不満です。
まず、絵柄が藤間麗さんのものではありません。
蘭子さんの顔には少々藤間作品の面影はありますが、他のキャラは全くの別物と言って良いほどの変わりよう。
頬のふくらみもなく直線的で、あごは刺さるかと思われるほど尖っています。
帯のキャッチコピーににあるように「藤間麗の絵が動く!!」のを期待している方は、購入しない方が幸せなままでいられるのではないかと思われるほど、正直がっかりしました。
そして映像の時間も短く、内容も生ぬるい感じで、このDVDのために600円以上出したのかと思うと脱力しました。