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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
決してうまく収めたとはいえないけれど,
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レビュー対象商品: 久遠〈下〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫) (文庫)
上巻で大きな風呂敷を広げ、どうなるかと興味津々だったけれど、
下巻でかなり風呂敷が小さくなってしまったかな。 豪華オールキャストで非常に楽しめたけど、 ストーリー的には、ご都合主義と思う人がいるかもしれない。 ただ、チームとして動く鳴沢の相棒達はそれぞれが魅力的だったことは確か。 その点を評価したい。 ある意味、鳴沢よりもバイキャラたちのほうが魅力的に書けていたりする。 また、終わり方に関しては、賛否両論だろうが、 このシリーズのメインテーマを考えると、 「あり」という結論に達する。 4月半ばから、シリーズ全巻を読み終えた感想としては、 とても楽しめるシリーズであり、 自信を持って他人に薦められるということだろうか。 もうすぐ夏休みだが、大学生の人は全巻読破すると、 警察志望になっちゃうかも。 このシリーズ、連続ドラマでやってくれないかな。 2クールぐらい使って。 もし実現するなら、今はぜひ芋洗坂係長でお願いしたい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本当に居たらめんどくさい男だろうな,
By バグ (千葉県佐倉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 久遠〈下〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫) (文庫)
男くさいハードボイルド警察小説は、読みだすとなんだか止められなくなる麻薬のような魔力がある。書店のポップに魅かれて読み出したら結局全作品を読んでしまった。ただ、事件が主人公の狭い人間関係の中でばかり起きているのがどうも不自然だし(お前がいるから事件が起きる!)、鳴沢のごく狭い価値観とそれに対する異常なこだわり(これは作者自身のことでもあるのだろう)は最後まで不愉快だった。職場の同僚にこんな男がいたら本当に鬱陶しいことこの上ないだろう。最後まで読んでおいてこんなことを言うのは何だが、今野 敏のベイエリア分署シリーズの方が読後感がすっきりする。
5つ星のうち 4.0
全作読み終えて,
By teru "teru" (東京都豊島区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 久遠〈下〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫) (文庫)
鳴沢シリーズの第一作「雪虫」は、作者の独りよがりを強く感じ、読み進めようか
どうか悩んだのですが、登場人物が活きていて、全ての作品でその登場人物が引き 継がれそれが面白さの一つとなって結局最後の「久遠」まで読みました。 警察内部は、実際はこんなに狭い世界ではなく、また、こんな自由は効かない世界 だと想像しますが、「読み物」として、「作者の心使い」と割り切れば、とても楽 しく読み進められます。 思えば、主要人物のキャラクタそれぞれが、立っている事で、この作品は成功した のだと思います。そういう意味でこれから読み進められるかたには、ぜひ、それぞ れの登場人物を記憶しているうちに読み進められることをお奨めします。 今作「久遠」では、大きな風呂敷を広げたものの、小さくまとまってしまった事が 残念です。クライマックスからいきなり話が終わりへ向かい、読者としては、少な くとも自分としては、もうおよそのシナリオは読めているので、もうすこしクライ マックスのところを深く、複雑にしてもよかったのではないかと思いました。 何か理由があるのか、いきなり転結してしまった感が否めないので、星4つです。
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