オズの魔法使いを良く知っていれば、本書で言われた内容がもっと
物語とシンクロして伝わってくるのかもしれない・・
日本語の責任という用語には、責任を取らされる、自己責任、といった
ネガティブなニュアンスが伴いやすい。だが、本書のキーワードである
アカウンタビリティとは、「現状を打破し、求める成果を達成するまで、
自分が問題の当事者であると考え、自分の意思で主体的に行動しようと
する意識」のことである。
また、本文中にアカウンタビリティの高い人と対比されて、被害者意識に囚われ
ている人が出てくるが、「私のせいじゃない」「自分の仕事じゃない」と
いわゆる責任を回避する人のことだ。
そうした状態にあることを、本書では「ライン下に落ちる」と表現している。
日ごろ油断するとどれだけ被害者意識になりやすいことか。また、常に思考や
行動パターンがそうである人は周囲に山ほどいる。
PDCAサイクルの焼き直しといえばそれまでだが、自分自身で判断し、行動
しなくてはならない立場の人には必ず役立つ考え方と思う。