ダブルの主人公目線で話が進んでいきます。
自分的には、新聞記者の鶴田側にはあまり感情移入できなかったんですが、ストーリー的には好きでした。
伏線があからさますぎるきらいもありますが、
それでもうまい具合に読者側の想像を裏切っていってくれます。
ただ、ラストに向かうにつれて、やや強引な進行が目立った気がして残念です。
有名な実在の某事件を思わせる犯行、または犯人というのは良かったんですが、
犯人とその家族の絡み方や、主人公の過去の事件、また鶴田の事件への絡み方等、少し大味すぎた気もします。
あれだけ登場させてた暴力団の2人は途中からほぼ放置ですし(笑)。
まあこの辺の感じ方は人それぞれでしょうけど。
桐江の描き方があまりに切なくて、ラストは辛かったです。