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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
侮りがたし,
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レビュー対象商品: 丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス) (コミック)
本来「花嫁モノ」「女装モノ」はあーんまり好きではないのです。が、先だって読んだ同作者の「王子と小鳥」が良かったので購入。確かにBLでは珍しくない、「女のナリをして育てられた美形が、借金のカタに嫁がされる話」です。が、想像とは違い、受けである武家の「姫様」が、中身凛々しく愛情深く魅力的でした。 姫様を嫁に望んだ攻めも、大店の主のくせに町中で侍相手に立ち回りをするかと思えば、「この世に銭で買えないモノは無い」と言いながら、ちゃんと人の心までは買えないよってコトをわかってる男前。カッコいいです。姫様を好きなあまりヤキモチをやきまくる所もツボでした。 同時収録のリーマンモノも、登場人物それぞれのエピソードが良くて、職場の人間模様と恋愛がしっかり絡んでいて上手い。 結構読んでるつもりでも、まだまだ自分の知らない素敵な作家さんがいるんだなぁ。侮りがたし。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エピソードが光るうまい演出。,
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レビュー対象商品: 丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス) (コミック)
CONTENS(丸角屋の嫁とり、丸角屋の手代、新しい武器_前篇、新しい武器_後篇、吉野が二人の関係に気づいた日の話、丸角屋その後) 【丸角屋〜】の話が面白く、2話を読み終わった後『別の話を載せずに1冊まるごと丸角屋でもいい』と思ったはずなのに、 【新しい武器】を読み出したら、『こちらもまるっと1冊分くらい読みたい』となってしまった。 山中ヒコはうまい。構成がいい。モノローグが印象的。そして人物の見せ方がうまい。映画的演出が光る。 【新しい武器】 神田のコンビニ飯ローテーションや、染谷の幼少期の心の穴(傷)等のエピソードが効果的に挿入されることで、 その後の言動に説得力が生まれ、人物像に深みを与えている。 ただのツンデレメガネ、ヘタレ年下攻めという分かりやすい言葉で括れなくさせる魅力的なキャラになるのは、 こうしたコワザが効いているからだたと思われる。 またそのエピソードの挿入がストーリーにリズムを生み、とても読みやすい。 こうしたエピソードの効果的な挿入、時間軸が前後するのも、その演出は映画的手法と感じた。 前篇では神田視点、後篇では染谷視点と、主人公の視点が変わるのも、新鮮。 さらに3作目では吉野視点と、脇役から見た主人公カップルの様子は、よりせつなさ倍増でこちらの心に迫る。 視点が増える分、多角的、客観的印象となって感じられ、ご都合主義的でない印象を読者に与えるように思う。 この視点の変更は、よく見られがちなわざとらしい説明的なセリフを排除することにもつながっていると思う。 『吉野の欠点は無神経で口が軽いことだ』と何度となく繰り返し、読者にそうなることを匂わせながら、 覆るラスト。 ついつい吉野と一緒にせつない気持ちになってしまった・・・。 とにかく一読の価値あり。魅せる、読ませる漫画を描く作家に出会えて幸運だった。 今後も作家買いする予定。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み返す度に気づく事がある。,
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レビュー対象商品: 丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス) (コミック)
一コマ一コマがとても素敵です。新三郎に助けられたことで鈴が「男」としての自分を 初めて意識する場面。 男なのに嫁入りしなくてはいけない自分への父からの 酷い仕打ち、しかしそれが初めての父からの贈り物で あることへの喜びで泣き伏す場面。 私のつたない言葉では伝え切れません。 是非その場面を山中ヒコさんの絵で見てみてください。 「花嫁もの」だからと敬遠して読まずにいるのはとても もったいないと思います。
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