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丸山真男 音楽の対話 (文春新書)
 
 

丸山真男 音楽の対話 (文春新書) [新書]

中野 雄
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本思想史研究の第一人者・丸山眞男は、実は恐るべき音楽研究家だった。四十年間、丸山氏と語りあった音楽対話のすべてを紹介

内容(「BOOK」データベースより)

戦後日本の知的リーダーの一人・丸山真男には知られざる第二の専門―「音楽」があった。交流四十余年、思想史・音楽の両分野で丸山に師事した、おそらくは唯一の人物である著者が、いま初めて明かす刮目すべき「丸山真男論」。作曲家ワーグナー、指揮者フルトヴェングラーを切り口に、丸山は歴史と文化、そして「生きることの意味」について、飽くことなく語り続けた。もしかしたら丸山は、人生を二度生きた人かもしれない。

登録情報

  • 新書: 262ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/01)
  • ISBN-10: 4166600249
  • ISBN-13: 978-4166600243
  • 発売日: 1999/01
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
高名な政治学者丸山真男が熱烈なフルトヴェングラリアンであることは、脇・芦津共著「フルトヴェングラー」で知った。そして彼の、熱狂的かつ冷静なフルトヴェングラー評に深い感銘を受けた。本書では主に、そのフルトヴェングラーとワーグナーについて書かれている。

本書の191ページにフルトヴェングラーとヒトラーが一緒の写真が載っている。演奏を終えたばかりらしい指揮者が壇上から右手を出し、ヒトラーは舞台下から例のポーズで右手をほぼ90度にしている。これは、フルトヴェングラーのほうから握手を求めているようにも見えるし、逆にナチス式敬礼を避けてこんな奴の傍から早く離れたいと苦々しく思っているようにも見える。フルトヴェングラーのヒトラー嫌いについては、様々な記述や証言が残されている。

丸山の音楽センスも大したものだが、著者中野雄のそれも見事だ。丸山の音楽観を紹介しながら折に触れて語られる彼の感想も、とても的確で鋭い。私にはとても教えられるところが多かった。音楽について語られた本の中でも、トップクラスにはいると思う。

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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
興味深い一冊 2005/9/12
形式:新書
戦後を代表する知識人、丸山眞男の意外?にも「保守的」な側面を知ることの出来る、はなはだ興味深い一冊です。
この本に書かれているコンテクストに従えば、丸山こそが真の保守派であり、わが国の保守派は何を「保守」すべきかも知らない似非保守、と言うことになるでしょう。
わたしも一音楽ファンとして、カラヤンではフルトヴェングラーの代わりにはならない、と言う彼の意見には全面的に賛成です。カラヤンにとって音楽はあくまでも「音響」であり、「言葉」ではない。
それを一概に悪い、とは言えませんが、まったく作品への共感が感じられない、と言うケースも間々、あります。
そんなことをしていたらいずれクラシック音楽は滅びるだろう、と言うのもその通りでしょう。そこにあるのは形骸化、だからです。
そこから彼が何を「保守すべき」と言っているのかも自ずから、浮かび上がってくるでしょう。
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形式:新書
 丸山真男の人間像を知るだけでなく、よき時代のクラッシック音楽を知りたい人にも面白く読める本。

 丸山がいかに西欧の古典音楽が好きであったか、とくに晩年は「本店」としての政治思想史の学問をうっちゃるほどに入れこんでいたことが、本書を読んでよくわかった。そういう意味では、思想史家としての丸山だけに関心のある人には向かない本かもしれない。が、丸山の人間像を知るには読まざるを得ない本だと思う。

 もっとも興味をそそられたのは、フルトヴェングラーを例に挙げて、ナチス独裁政権下の明日をも知れない極限状況でこそベストの演奏ができたのではないかとの問いに丸山が苦しい返答をせざるをえなかった記述だ。丸山とは離れるが、極限状況下の優れた音楽演奏はよくあることで、あの名ピアニストのリパッティも、ジャンルは違うがジャズ演奏のコルトレーンも、自身の肉体が滅びる寸前に偉大な演奏を行なっている。
 
 著者が車で丸山を別荘まで送る際の、丸山のひどく喜ぶさまを描いた箇所も面白い。かつては東大法学部で丸山の講義を受け、いまは公用車での送り迎えに慣れきった亡国の高級官僚や財界のお偉方に読ませたい。

 師匠丸山の文章とは対極のように、流れるようなかろやかな文章でスラスラと読み飛ばすことができるが、そのぶん軽薄で大袈裟で俗っぽく、筆が流れすぎる嫌いがあるのが唯一の欠点か。

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投稿日: 2007/7/2 投稿者: ハスキルfan
シャコンヌって難しいなぁ
丸山氏が目の前で語りかけているような構成がとても良い。

所々で捕捉しながら、クラシックの魅力を充分に伝えている。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/6 投稿者: ブックス A.H.O
犯罪に近い!!
こんなに面白い対話を一巻だけで終わらすつもりですか!犯罪に近いですyo。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/4 投稿者: mikaradetasabi
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投稿日: 2006/5/7 投稿者: 野火止林太郎
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投稿日: 2004/9/20 投稿者: たで食う虫
生まれながらにして名著の地位を約束された本
 『丸山真男... 続きを読む
投稿日: 2004/5/1 投稿者: 野田隼人
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