自分にとって橋下氏は、テレビ「行列のできる法律相談所」で
時に苦しげな?極論を展開していた弁護士さんという程度の印象しかなかったので、
大阪府知事当選を知ったときにはずいぶん驚きました。
その後の知事としての仕事ぶりはあまりフォローしていなかったのだけど、
本書では大阪府知事となった橋下氏について、その発言を元に各節が構成されているので
「政治家としての橋下徹」の人となりを知るにはちょうどいい入門書になっていると思います。
(「教育委員会は最悪」とか、けっこう激しい発言も多いですが、大丈夫なんでしょうか??)
「財政再建」「教育再生」「地方分権」といった本書の目次立てを見ると、
大阪で行われようとしていることはまさに国レベルでも大きな課題であり、
その解決策を見出すための巨大な実験なのではという気もしてきます。
知事1期目が終わる3年後に大阪がどうなっているのか、それを見届けるためにも
こういった本で予習しておくのも悪くないかもしれません。
それにしても、この間は金子国交相にハゲシク食ってかかっているところが
ニュースで流れましたが、あんまり無茶すると日本のエスタブリッシュメント層の逆鱗に触れて
(それこそホリエモンのように)足をすくわれるんじゃないかとちょっとヒヤヒヤします。
そういった点も含めていま注目を集めている人物のひとりである橋下知事について、
網羅的に知ることのできる本だと思います。