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中華美味紀行 (新潮新書)
 
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中華美味紀行 (新潮新書) [新書]

南條 竹則
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あるときは「小林秀雄の蟹まんじゅう」を求めて揚州の小路に入り込み、あるときは杭州の高級料理店で満漢全席の至福に身をゆだね、またあるときは変わりゆく北京下町のもつ煮屋で浅草を思う―。中華文化圏がその懐深くに抱く、千変万化の食文化。その魅力にとりつかれた作家が、縦横無尽の食べ歩きを通じて出会った「ホンモノ」の数々を綴る十五章。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

南條 竹則
1958(昭和33)年、東京生まれ。東京大学文学部西洋古典学科卒、同大学院英語英文学修士課程修了。作家、翻訳家。学習院大学非常勤講師。中華料理をこよなく愛し、中華文化圏を幅広く食べ歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 185ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/02)
  • ISBN-10: 410610301X
  • ISBN-13: 978-4106103018
  • 発売日: 2009/02
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 すっヵり中華料理エッセイストになってしまった感のある著者だが、本書では、いわゆる「小吃」について紹介してくれている。小吃とは、小腹が空いたときにちょっと食べる軽食のこと。日本の点心の概念を広げたようなもので、麺類、ご飯もの、揚げ物なども含まれる。
 中国各地で食べ歩いた小吃が15編にわたって取り上げられていくのだが、田舎町の風景を織り込んだり、蘊蓄を効かせたり、料理店でのおかしなエピソードを交えたりと、読者を飽きさせない。
 ただ、題材が「小吃」ということもあってか、前著『中華満喫』や『中華文人食物語』とくらべると、いささか小品という印象。
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By Kana
形式:新書|Amazonが確認した購入
著者が中国各地でたべたおいしいものについて書いている. そのなかには高価なものもあるが,まちなかで売っている庶民的なたべものもある. やすいたべもののなかにも,おいしいものがある. 著者はそういうものをたくさん紹介している. 私も中国のあっちこっちに行って,たべたい!
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形式:新書
著者の南條氏は、中国で満漢全席を食べるという夢を実現したい一念で小説をものし、実際にその「酒仙」という小説で第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を得、実際に杭州へ行き「満漢全席」を食べてきたという経歴の持ち主。
それゆえ本書のタイトルを見た当初は、豪華絢爛なフルコース料理が主役と想像したのだけど、実際の主役は小腹のすいた時に街角の屋台にフラリと立ち寄ってちょこっとつまめるような軽食「小吃」。

ちょっと意外に思ったけれど、著者本人の体験談の合間に様々な邦文・中文文献からの引用がさらりと挟み込まれた本編を、ひとつ、またひとつと、つまむように読むうちに、この「小吃」も満漢全席に劣ることのない実に奥深く味わい深いモノだということが、じわじわと染みいってきた。

それにしてもこの人は、どうしてこんなにも美味しそうな、読むだけでお腹がグゥと鳴り出す文章が書けるのだろう。ひとつひとつの表現は、それこそありふれた言葉で組み立てられているのに。このあたりのセンス、どこか料理と通じている気がしてならない。
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