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私がこの本で一番好きなのは、日本がW杯初出場を決めた(岡野のVゴール)直後に、「ヒデ」が歓喜の輪に加わらず、ついさっきまで戦っていたイラン代表チームの監督と握手する写真です。 これこそ、周囲や一時の雰囲気に流されることなく、さらに人間として上を目指していく中田英寿の本質を表しているような気がします。
☆ヒデの今の言動の背景や基盤が、この一冊でおよそ見えてきます。
☆「嘘が氾濫している。本当に腹立たしい。……作り物の話を信じて"嘘"にお金を払っている……
そんな読者は本当に可哀相だし、何だか申し訳ない。……この本を読んで少しだけでも俺の真実が伝わってくれればいい……」という、ヒデの思いを、どうぞ味わってください!!
☆彼のサッカー観の基本とも言える
「サッカーって、数学的に考えるとやりやすい。局面、局面をセオリーで導き出すというふうに」という発言の説明や、先輩・後輩関係などなど「年齢や経験を問題にするなんて、ナンセンス」という信念の解説も、はたまた、「練習でいちばん時間を割いているのは、最も地味な対面パス」であり、そのときの何を留意するのかもしっかりと書き込んでくれています。
☆それ以外にも、「パソコン持って、人生変わりましたね」や「メダルより図書券が欲しい」「体の求めているものを感じて、素直に食べる」や「服装って、その人の顔だと思う」「やっぱり、寄り道しないとだめですよ」といったサッカー以外の側面も、けっこう深いし、オモシロイですよ!!!! これがこの値段だなんて!!
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