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中東イスラーム民族史―競合するアラブ、イラン、トルコ (中公新書)
 
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中東イスラーム民族史―競合するアラブ、イラン、トルコ (中公新書) [新書]

宮田 律
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

アラブ・イスラームの正統後継を自任し、イラク戦争後の新秩序を模索するイラク。サーサーン朝以来の繊細華麗な文化を誇り、核開発をめぐって西欧諸国との対立を深めるイラン。多様性を内包し、EU加盟を目指してヨーロッパとアジアの境界を問うトルコ−−。イスラームを共通の基盤としつつ、競合と協調を繰り返してきた三民族の歴史を辿り、米、欧、露、イスラエルを巻き込んで展開される地域のダイナミズムを描く。

内容(「BOOK」データベースより)

アラブ・イスラームの正統な後継を自任し、イラク戦争後の新秩序を模索するイラク、サーサーン朝以来の繊細華麗な文化を誇り、核開発を巡って西欧諸国との対立を深めるイラン、多様性を内包し、EU加盟を目指してヨーロッパとアジアの境界を問うトルコ―。イスラームを共通の基盤としつつ、競合と協調を繰り返してきた三民族の歴史を辿り、米、欧、露、イスラエルを巻き込んで展開される地域のダイナミズムを描く。

登録情報

  • 新書: 290ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/08)
  • ISBN-10: 4121018583
  • ISBN-13: 978-4121018588
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 ただでさえ日本人にはなじみのうすい中東地域。なかなか勉強しようとおもってもなかなか体系的に勉強する機会はないが、本書はそのための確かな助けとなってくれる。

 正直なところ、「アラブ」「イラン」「トルコ」民族の違いについて問われて、即答できる日本人はまれではないだろうか。本書は中東地域を構成する主役であるこの三民族に焦点をあて、その歴史をたどることで、宗教や民族などの、中東地域を支配する原理を明らかにする。

 やや無味乾燥ともおもわれる羅列的な記述もあるが、基本的に、理路整然とした文体で、要点や要旨は明確である。本書によって正しい中東理解が得られるであろう。

 図表や宮田氏が直接撮影したという写真も多い。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
民族史? 2006/10/15
By sock_to
形式:新書
作者は、近代以降のイスラーム世界の専門家かと思われました。そこの文章には迫るものがあって、面白く読めます。しかし、近代以前に関しては退屈な著述が続きました。酷に言えば、歴史上の事件を箇条書きにしただけのような文体で、なにやら新聞の見出しを読まされ続けているような気分になります。アラブ・イラン・トルコの三国が歴史上異なる背景を持つことは、なるほど分かりました。しかし、作者の歴史を取捨し文章化する狙いの絞り方が、どうにも甘く、文体に流れがないんです。作者が撮ったという写真にも同じ弊があります。近代以降はそんな出来ではないだけに残念です。通史としては、及第以下でした。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
現在の中東での衝突・対立が、いかにして生まれてきたのか?本書は歴史的背景や地理的な背景など、歴史物語風な語りで説明してくれる。そして、それが現在どのような形で残っているかを教えてくれる。世界史の教科書よりも印象に残るし、分かり易い。またイスラムだけの話になっていない点もいい。「ヨーロッパーイスラムーアジアという大きな枠の中で、イスラムがどう動き、他の文化圏とどう交わっているのか」、という広い視点で上手にまとめられていると思う。

ゆっくりと、落ち着いたトーンで終始語られている。一見読み易い。しかし、論理的に整合していない文章、論理が飛躍している文章が散見する。例えば、前半部分の話が、突然、後半では無関係な別の話にすり替わっていたりする。必要な説明や言及すべき前提条件が省かれてしまっているのが原因。論理的に破綻している文章にイライラさせられる(僕個人はとしては)。文体にこだわるのもよいけど、その前にキッチリと論理の通った文章を書いて欲しい。そこが非常に残念。
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