かつてのトンデモ少年警察官・山田こまわりも、今はしがない子持ちのサラリーマン。金冠生生電器の営業部で、幼なじみの西城君と机を並べている。長引く不景気、政治不信……世知辛い世の中を、それでもこまわりは力強く生き抜く!
「アニーよ銃をとれ」…ある日、ジュンちゃんがお金を借りに来る。だがそれは金の亡者達の企てたおぞましい事件の始まりに過ぎなかった!
「祝日」…何でもない一日の終わりに、こまわり夫妻が見た意外な風景…
「夏の鳥」…突然、バードウォッチングに目覚めたあべ先生をめぐる悲喜劇。
「塩田」…志賀直哉の朗読テープに秘められた謎とは? 北陸・能登を舞台にした、ミステリ仕立ての快作。
編集者からのおすすめ情報
お待たせしました! 前単行本から、1年ぶりの「こまわり」です。「青春」でも「晩春」」でもない「中春」期のこまわり君は、そのギャグもさることながら、意外にも鋭い視点で物事の真実を私たちに知らしめてくれます。読まないと「死刑!」です。
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