元ドラゴンズのエース、今中氏によるドラゴンズ論。
「他球団の選手と話をしない」
「ケガの内容をマスコミに伝えない」
など自分を律し、戦える集団だからこそ夏場に体力が落ちず逆にペースを上げ、常に上位をキープすることが出来る。
自分に厳しい選手、監督の姿は他球団の選手やファンからすれば不気味な物と映ることもあるかもしれないが、それは「勝利」をストイックに求める姿勢そのものなのである。
そしてこの近年の強さは20年前から続くドラゴンズの伝統であることも書かれている。20年前からリリーフは盤石であり、フロントの確かな眼、しっかりとしたチームリーダーは存在していたのだ。
巻末の川相昌弘氏、中村武志氏、今中氏による三者対談は「10.8決戦」の裏話など今だから言える話が多く興味深い。
テリー伊藤「なぜ日本人は落合博満が嫌いか? 」と共に、落合監督についてあまり知らない、という方は是非読んでみてはいかがだろうか。ドラゴンズに対する見方が変わるはず。