一次試験の対策と並行して二次試験対策にとりかかれた人には、もしかしたら不要な本かもしれません。広範な試験範囲について、満遍なく知識を持っている人なら、いらないでしょう。
しかし、二次試験のために、答案作成のノウハウを習得する一方で、知識の確認もしなければならない、という人(私もそうです)にとっては、広すぎる試験範囲にどう取り組んだらよいか、その指針を与えてくれます。
4つの各事例ごとに、最低限知っておくべき・覚えておくべき知識が列挙されています。単に列挙でなく、過去の出題と絡めて、「なぜその施策が必要になるのか」「どう採点者にアピールするように書けばよいか」も述べられているので、十分に実践的です。
また、各章末には、近年の考え方のトレンドなどが列挙されています。これはいいなと思いました。答案の最後の「ひと押し」のチカラをくれそうです。
この本の他、過去問と、答案作成ノウハウのテキストを当たれば、合格できるんじゃないかと思いました(これから頑張ります)。