本書には、デューデリという言葉が頻出する。
本書には、以下の様に定義されている。
デューデリジェンスとは、英語のdue(適正な)とdiligence(注意深い作業)が
組み合わされた言葉で、企業再生やM&Aの検討の際して行われる対象企業の
経営内容や資産内容を徹底的に精査する作業のことである。
本書では、事業、財務、業務、ITシステム、生産の5つの観点で、このデューデリの
具体的な手順、方策、ノウハウについて、網羅的に述べられている。
更には、第二会社方式や、経営革新計画の手順についても記述がある。
平易な表現で記載されており、非常に分かりやすい。
中小企業の経営革新という言葉に引かれたため、期待が高かったのの比べると、
ただし、説明がちょっと表面的であったり、新規性のある内容が少ない気もしたが、
実際に中小企業の再生事業に取り組む人にとっては、抑えるべき内容が漏れなくあり
大変有益であると思う。