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51 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大学受験を成功させるための長期学習計画の指南書,
By shiozy (大阪府大阪市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 中学生の正しい勉強法―ライバルは私立トップ校! (単行本)
大学受験関連書籍で有名な和田秀樹氏が、中学生の子供を持つ親に向けた『大学受験の指南書』です。高校受験の指南書ではありません。公立中学に通う子供を持つ親の多くは、子供の進路を考えた際に高校受験を目標にしがちですが、偏差値の高い高校に入ることよりも、偏差値の高い有名大学に入る方が圧倒的に価値が高く、そのための学習を時間にゆとりのある中学生のうちから始めておいた方が良いという大胆な発想を展開する一冊です。 一般的な公立中学では、中学の範囲を3年かけて学び、高校受験を経て、高校進学後に高校の範囲を3年かけて学びます。 一方、灘高校などの私立中高一貫校のカリキュラム(6年)では、学習範囲の狭い中学の内容に1年かけ、学習範囲の広い高校の内容に4年かけ、最後の1年は受験対策を行うことで、大学受験までに余裕をもって学習出来るため、有名大学や難関学部学科への進学率が高いそうです。 したがって、大学受験を目標にした場合、早い段階から私立中高一貫校のカリキュラムを自宅学習に取り入れ、学習範囲の広い高校の内容(数学と英語)を先取りすることで、中高一貫校と同じく有利な立場で大学受験に挑むことが出来るようになると指南しています。 高校の内容を先取りといっても、子供にいきなり難しいことを詰め込むわけではありません。 まずは判定テストを用いて現在の習熟レベルを知り、場合によっては小学校高学年レベルまで戻って再度学習を行い、それから中学レベル、高校レベルへと徐々にステップアップしていく、基礎学力を重視する学習方法です。 和田氏は『分からなくなった地点まで戻り、基礎を固め直す』ことの重要性を訴えています。 各自の習熟レベルや学習の開始時期に合わせてさまざまな学習プランを提案し、進度に合った参考書とその使用方法を惜しげもなく紹介されている点には、目からうろこがこぼれました。 公立中学に通う子供を持つ親御さんで、特に「高校受験は中学3年生になってからで十分」とお考えの方や、現役公立中学生にお勧めの一冊です。大学受験勉強をはじめる時期は早ければ早いほど有利です。 なお、余談ではありますが、早速、本書を参考に、週に2回、公立中学1年生の甥っ子に勉強を教え始めました。 実際に勉強を教え始めてから気付いたのですが、学習習慣のない子供の場合、本書で紹介されている学習法をいきなりさせるのはやや難しいです。 また、小学校の復習用として紹介されている『学ぼう!算数 高学年用 上』などは、xが出てきたりと参考書の範囲が、これまでに甥っ子が小学校で習ってきた範囲を超えており、少し難しいので、特に最初のうちはわからない部分を一緒になって考えたり、うまくモチベーションを保てるよう配慮してくれる親(または先生)が必要でしょう。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
参考になりました。,
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レビュー対象商品: 中学生の正しい勉強法―ライバルは私立トップ校! (単行本)
中高一貫校と普通の中学校では、高校の教育課程の進め方が違っていることがわかりました。中高一貫校では、中3の時期に高1の授業をはじめていました。それに追いつくためのメソッドが本書にはありました。大学受験を見据えたカリキュラムには数種類あり、私も息子のために遅ればせながら、今から開始しようと思います。かなり参考になりました。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
できる公立中学生向け,
By k-night (東京都豊島区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 中学生の正しい勉強法―ライバルは私立トップ校! (単行本)
中学生を対象に体系的に勉強法を紹介している本は意外にも少ない。やはり、テスト一発勝負の完全実力主義というものがあまりなく、 推薦入試の場合は定期テストなどの学校内テストの出来で 入試の結果がかなり決まってしまうのが大きいのだろう。 そんな中、この本である。 著者は高校受験を体験していないせいか、 あまり高校受験に関して詳しく書いていないようだ。 「受験勉強は役に立つ」という本を書いていながら 高校受験は大学受験にとってハンデになっているとさえ書いている。 やはり和田式勉強本らしく、フローチャートの出来は秀逸。 ただし一般の中学生がこのプランを実行するのはやや無理があるだろう。 このあたりはやや工夫が必要である。 その工夫のしかたについて例を挙げて説明したい。 (工夫その1) 高校生の範囲まで手をつける必要があるのは、都立の問題自校作成高か、 早慶などの難関私立などである。 それ以外の学校しか受けない場合、早めに中学の全範囲を終わらせて あとは過去問演習にまわす。 (工夫その2) 中学3年間の範囲が1年で終わらない場合、 2年に伸ばして後は演習、という流れに切り替える。 (工夫その3) チャート式の1〜3年を均等に4ヶ月ずつこなすのに無理がある場合、 「1年を3ヶ月、2年を4ヶ月、3年を5ヶ月」のように、 後の範囲をこなす時間を多めにとっておく。 おそらく、和田がこの本の読者として想定しているのは Vもぎで偏差値60以上取れるレベルの中学生だろう。 それぐらいの生徒であれば有効に活用できる一冊。
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