まさか本気で、中学生がこの本を読もうとすると考えてるんだろうか。唯一可能性がありそうなのは、宮台ファンの親が子供に買い与えたり、勘違いした教師が推薦図書にするパターンのヤツや!
まず表紙(本のカバー)が相当恥ずかしい。江原啓之か誰かのスピリチュアル系の雰囲気である。前書きも、著者が自分の結婚や娘の話を持ち出していて何だか気持ち悪い。思わず、今更どの面下げて「愛」を語る?!って、突っ込みたくなった。
5人の(架空の?)女子中学生を生徒役に、作者があれこれ教えを垂れる、って構成なんだが、各章扉に描かれたその女子中学生の絵姿が又、ステレオタイプ化されていて悪趣味。作者が書いたと思われる女子中学生の質問や返答も、なんだかワザとらしくて変。
宮台の「授業内容」の方は、意外にもこれまで彼が著書や対談で述べていた内容と殆ど変わらなかったので、80%くらいは既知のことであった。オタクの変遷史、特に最近のAKBのマーケティング戦略とか、が私にはやや目新しかったくらい。
小林よしのりがかつて『戦争論』を出した時のように、「え、これってギャグでやってんの?」って疑問がわいた。なんか宣伝用動画まで公開してるし、宮台、一体どーなっちゃったの?