中学受験国語における頻出テーマをあつめ、それを解説した本。
そもそも中学受験国語に出される文章は、小学校教科書とは大きく異なる。
なかでも「文明」「言語」などのテーマは、大人でも耳慣れず、まして小学生にはかなりむずかしいものだろう。
しかし、こうした本でそのようなテーマの中身や背景を知っておくと、初見の文章でもスムースに理解できる。
本書はそういった意味で最適かつ画期的。
これまで大学受験国語のテーマを系統的にしるした本はたくさんあったが、中学受験国語になるとこのような本はあまりなかった。
ともすると「国語はセンス」となりがちだが、本書ではそうではなく、頻出テーマを学び、文章の「型」を理解して解くことが推奨されているので、国語が苦手な子の助けともなる。
説明は小学生にはむずかしいが、講師や親が読んでおくと、教える際にも役に立つ。
解法もしっかりしたもので、これをじっくり読むと読解力そのものもつくだろう。
しかし、参考にしている中学が関東が多く、関西のお母さん・お父さんはがっかりすることも多いかも。(当方関西の進学塾講師ですが、内容としては関西もカバーしています)
次回は関西もカバーした内容にしてほしいとの思いから☆4つ。