物語文の解説をつくり手である作家の目で書いているのが
奇抜で驚くところである。
リトマス法、小道具法、回想法といった聞いたことがないような
言葉が飛び出してくる。
国語を分解し、化学して、面白い論理的世界に誘う。
こんな本は確かに今までなかった。
分析すれば物語というのはきまりがあるのだということを
教えてくれている点が画期的。大人が読んでもおもしろい。
子どもがどうしても点が取れないのが悩みの物語文だったが
自分も苦手だったのでこんなものかとあきらめていた。
物語文の読解の方法として確かに突破口があることを示してくれたと思う。