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当時は外交戦略上の意味を持っていたが、監視能力が弱まるとともに癒着と腐敗のにおいを漂わせる事になった。そして、小平には5人の子供がいて、配偶者を合わせた10人のうち4人がODAの窓口に関与している。
20001年、李登輝元台湾総統が病気の治療を理由に来日するのを河野元外相や「橋本派」は反対した。結局来日は実現したが、1991年、李登輝台湾総統の来日が計画されたのを当時の竹下総理は阻止している。
著者はこれらの事実を明らかにしながら、日本を「どれほど非難しても、事実無根のことをあげつらっても、政府首脳はひたすら謝罪を繰り返し、それでいながら、毎年膨大なODAを定期預金のように入金してくれる。ここまで危機の少ない、扱いやすい標的はない」と批判する。
本書は、これまで封印されていた実態を緻密な現地取材により明らかにした貴重な本である。ODAは当然私たちの税金から拠出されている。知らないでは済まされない事実を、私たちは知っておく必要がある。
日本国民は必ず読むべき書である。そして腐敗した日本の政治家を見極める目を養うべきである。
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