タイトルを見ると一見中国版女工哀史のようだが実はそうではない。オリジナルの「China price」の方がよっぽどしっくりくる。China priceを提供する中国側と、China priceを維持したい先進国側の攻防が興味深い。劣悪な条件でChina priceを維持するため、一方的に労働力を提供されるだけの立場だった人間が、ある日労働者の権利に目覚め同胞の為に立ち上がる。或いは極貧の労働者から、徐々にステップアップし、ホワイトカラーへと転進する。
タイトルだけ見ると、いかにも中国の悲惨な労働環境だけがクローズアップされているように見えるが、私はむしろ後半に描かれている、中国でのポジティブな変化の方がこれからのChina Priceへのインパクトとして重要なのではないかと感じた。