データ、統計、出所をある程度きっちり示しつつ論述しているため、
文体も重く、かなり読みにくいのは事実。「体験記」的な「読み物」を
期待している方は、やめておいた方が良いでしょう。
ですが「私はこういう体験をしました」の記述に終始し、その記述の重要性
などの位置付けがはっきりせず、後には殆ど何も残らない体験記的・文化の
つまみぐい的な物と比べると、そこそこ客観的に記述されている本だけに
勉強になると思います。中国茶の「勉強」をしたい人の参考書としては良い本
なのではないでしょうか。
まさに風雅の「裏側」の生臭い部分を、感情論ではなくしっかりとした根拠を
提示しつつ見せてくれるのでそれほど不満を感じることはないと思います。