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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とにかく笑える,
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レビュー対象商品: 中国笑話集 (ちくま文庫) (文庫)
中国の様々な古典から笑話600篇を選んだもので、出典は『笑府』等の笑話本が主なものだが、90篇余りは『韓非子』『孟子』『戦国策』等の真面目な本からも笑える話を抜き出してきている。矛盾、漁夫の利、漱石枕流、朝三暮四と云った日本人にもお馴染みの故事や、江戸小咄等に形を変えて日本にも輸入されてきている話もあるが、大方は初めて目にするものだろう。酒や食事や金銭について、男女(?)の仲や房事について、様々な商売や職業について、切り返しの妙、トンチンカン、の5つのテーマでまとめられており、極く短い話ばかりで、最短2行で終わってしまう。また通常の訳本だと訳文の後で一旦注を読んでまた本文と突き合わせてみないと何が面白いか解らないものが結構あるのだが、本書は必要な注は予め本文の前に補っておき、読み進んでいけばそのまま笑えると云う非常に親切な作りになっている。ダジャレ等どうしても煩雑にならざるを得ないものは除外してあるし、古典なぞには興味がないと云う人でも充分楽しめる。
5つ星のうち 5.0
笑話満載のお徳用,
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レビュー対象商品: 中国笑話集 (ちくま文庫) (文庫)
600篇ものありとあらゆる種類の笑話がのっています。他の本との重複もかなりありますが、人生のそれぞれのプロセスで、 違う本(バージョン)で読み返すのも意味があるように思います。 エロチックなものやバカバカしい笑話も ありますが、その奥に、例えば、 村役人が、罪を犯した坊さんを護送途中、宿にとまります。 ところが、坊さんは、酒を買って役人を酔いつぶし、 頭を剃って丸坊主にして、首になわをかけ逃走します。 翌朝目が覚めた役人は、自分の頭をなでてみて、首のなわにも気づき、驚いて叫びました。 「坊主はここにいる!おれは一体どこへいったのだ」 という「丸坊主」(本書288ページ) 「たいへんだ! あの横町に、おまえが倒れて、死んでるぞ」 という日本の笑話(落語か)のオチを思い出させる有名な一つですが、哲学的、 実存的問いかけを含んでいるようです。 他にも、かたくなりがちな頭をときほぐしてくれる、 どの方向からも物事を見ることのできる柔軟な思考に馴染むために、 心理学的なもの、意味深長なもの、 (人生観が変わるとまではいかないまでも) 有益な気づきが与えられるものなど、 しっかりと楽しめる良書だと思います。 猫や犬、小動物の出てくる笑話など、 とにかくたくさん、じっくりと読みたい人におすすめです。
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