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中国汚染――「公害大陸」の環境報告 (ソフトバンク新書)
 
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中国汚染――「公害大陸」の環境報告 (ソフトバンク新書) [新書]

相川 泰
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商品の説明

内容紹介

公害大陸・中国の真実
中国の環境汚染が深刻だ。2005年に起きた吉林省の化学工場爆発事故とそれによる松花江汚染は、世界を震撼させた大規模汚染として記憶に新しい。本書では、この他、農村部のがん村の存在や、北京を悩ます大気汚染など、中国の環境汚染を徹底レポートする。

内容(「BOOK」データベースより)

中国の環境汚染が深刻だ。2005年に起きた吉林省の化学工場爆発事故とそれによる松花江汚染は、国際河川の大規模汚染であることに加え、10日間にわたって汚染の事実が隠蔽され、二重の意味で世界を震撼させた。また、農村部では、水汚染を主な原因とした「がん」が多発する村、通称「がん村」が存在するなど、深刻な健康被害が生じている。さらに、環境汚染を理由とする「暴動」その他の抗議行動も激しさを増している。本書では、いまや「公害大陸」とも呼ばれる中国の環境汚染の知られざる実態、そしてその背景を探る。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2008/3/15)
  • ISBN-10: 4797345012
  • ISBN-13: 978-4797345018
  • 発売日: 2008/3/15
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 空気にも水にも国境はない。中国で発生した汚染物質は、風や海流に乗って日本の環境にも影響を与える。その意味で、私たち日本人は、中国からの輸入食品ばかりでなく、中国の環境問題にも関心を寄せるべきだろう。しかし、情報の隠蔽、操作などもあり、中国国内の汚染状況は必ずしも十分に伝えられていない。その中で本書は、河川の大規模汚染で隠しようもなかった化学工場の事故や、国内で問題になりつつある、水質汚染が原因と見られる「がん村」などの典型的な事例ばかりでなく、公表されている範囲での統計なども通じ、冷静・客観的に、実はここ数年の事でなく長期的に進行してきた中国の環境汚染の全体像を伝えようとしている。

 地方行政が汚染物質を排出する企業に払わせる「汚染排出費」が安すぎ、垂れ流した方が得になったり、汚染排出費が財源になるため「汚染がなくなってしまっては困る」状況(さらにはそもそも地方行政が共産党による支配の道具となっており、民意を反映していないことが問題なのだが)など、中国の環境行政の問題点も、留学経験を生かしてか丹念に指摘しており、有益だ。

 党や国家、行政には環境問題への真摯な取り組みは期待できない現状だが、その一方で、著者も関わっているNPO同士の国を超えた交流や経験の共有が進んでいることも紹介されており、未来への希望をつないでくれている。
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By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
足尾鉱毒から地球環境問題まで、中国は今、あらゆる公害がいっぺんに登場しているという。川の水が腐ってるのは当たり前で、水俣病やがんの事例もあるという。

本書を読んでいると、環境問題自身にも問題はあるが、地方政府がまったく地域住民のために動こうとせず、むしろ公害企業と中央政府の方にしか向いていないことの方がそれ以上に問題のように思えた。動かない行政や公害企業を告発する活動家を逮捕したり、弁護士に「弁護するな」と言ってみたり。彼らにとって見れば、税金を(時には賄賂も)払う公害企業の肩を持ったり、自分の人生を左右する中央政府の査定を気にして公害問題を隠蔽するのは当然なのだろう。一党独裁国家だから当然なのだが、住民のチェックを受けない政府の病理を見たような気がした。後半では中国の環境行政についても触れられていて、少しずつ環境への取り組みが充実し、汚染数値も改善しつつあるというのだが、利益に直結しない環境問題を根本的に解決するのは、現状の政治体制では不可能だろう。

体面を気にして公害問題をあまりオープンにしない中国での調査は、日本のそれに比べて困難が伴うだろう。公害問題の現場も、中国公害研究も15年近く研究を蓄積してきた著者が実地で知りえた情報を積み上げていて、貴重な報告になっている。
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形式:新書
 水俣病、足尾銅山、四日市ぜんそく、多くの公害を経験した、日本人が中国
に対して何を行えばいいかを考えさせてくれる一冊です。
 北京オリンピックの心配をするよりも、もっと大きな仕組みを考えて、地球
全体を考えていかなければならないことを教えてくれる一冊です。
 日本の昔の様な公害が一気に襲ってきている中国の実態を教えてくれる
貴重な一冊です。
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