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中国新声代(集広舎)
 
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中国新声代(集広舎) [単行本(ソフトカバー)]

ふるまいよしこ
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

女優、漫画家、ブロガー、企業家、経済学者、ビデオクリエイターなどなど。変わる中国を代表する18人のインタビュー集。 その中のひとり、連岳(コラムニスト、ブロガー)を版元の集広舎サイトより丸ごとダウンロード。(PDF) 【推薦文】 故宮とスターバックス、というタイトルから何をイメージするだろうか。私達は「現代中国」をほとんど知らない。隣国の巨人を、まず知ることから始めなければならない。本書は、最良のガイドブックである。 村上龍。装幀/玉川祐治[スタジオカタチ]

内容(「BOOK」データベースより)

女優、漫画家、ブロガー、企業家、経済学者、映画監督、ビデオクリエーターなどなど、「変わる中国」を代表する十八人のインタビュー集。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 320ページ
  • 出版社: 集広舎 (2010/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4904213084
  • ISBN-13: 978-4904213087
  • 発売日: 2010/2/25
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 48,710位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
この帯の村上龍氏の推薦文にもあるように隣の大国をほとんど知らなかったのですが、
機会があってこれを手に取り、驚くことにその活き活きとした中国の「今」を代表する各分野の方々の意見(時に迷いだったり、中国人としてのアイデンティティだったり、グローバルな視点だったり‥)をこのインタビュー集で垣間みることが出来て、
私自身も中国へのステレオタイプ(文化革命だったり昨今の中国経済ばかりのお話)になっていた部分が
良い意味で削ぎ落とされ、ググッと身近な人の近況を知ったようで面白かったです。

インタビュアーとして登場する著者の踏み込んだ意見には垣根を飛び越える力や、
私と同じようにステレオタイプになってしまっている人を緩和させる力が感じられました。

「中国通」ではないので、単に好奇心が生まれたに過ぎないのですが、でも、そう言う「専門家」でも「通」でもない、垣根を飛び越えられる読みやすい「ガイドブック」というのは読み終わってなるほど‥と、思いました。

欧米を知るための本がたくさんあるように、一般の視点からの本が今後も出てくることを願っています。
まだ手にしてない方は一部を販売元の出版社でダウンロードできるようなので、それを読んでみても良いかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kinta
形式:単行本(ソフトカバー)
アマゾン「中国書籍」部門1位に入っていたと聞いたが、どこのジャンルからランキングを見ればいいのかよく分からない(笑)

それはともあれ、中身は濃い、と思う。

古くから中国事情をみているが、しばらく中国国内の情報収集を怠っていたので、現代中国の事情、そしてその変化を理解し直すのにぴったりの内容だった。

さまざまな分野ごとの専門家、オピニオンリーダーたちが、それぞれの専門分野および中国全体の国内事情について、たっぷりと語ってくれている。

時に饒舌すぎたり、なんだこれは、という内容もあるが、それも中国の現実なのだろう。中国共産党の一党独裁という状況は変わらないが、少なくともその中で大きな変化が現在進行していることが伝わってくる。

インターネットが中国を変えつつある、本当の最先端が、なかなか日本の既存メディアでは十分に伝え切れていないだろうが、それを補うのにかなり有用な本だと思う。

安全地帯や一般の人にまったく届かない場所で発言する外国向けだけの人たちではなく、「実はこんなスレスレのところで発言している人たちこそがそんな発言空間を拡大させている」(著者あとがき)という点と、こうした本当の中国各界のリーダーたちが日本ではほとんど紹介されることなく、著者のインタビュー申し込みに驚いていたという辺りがとても印象的だった。
さすが村上龍さんが「隣国の巨人を、まず知ることから始めなければならない。本書は最良のガイドブックである」とまで持ち上げているだけのことはある。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By capture
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
面白い。文句なしに面白い一冊です。

 ジャーナリズムに興味のある人には必ず価値のある一冊になります。中国という国は、今ある意味で「ジャーナリズム」が歴史上類を見ないこの上なく奇異な形で展開されている国であるように思えます。

 一党独裁のもと、情報統制が行われている状態。また、農村部と都市部での凄まじいほどの経済格差と情報格差。一方で携帯電話やインターネットの普及による情報統制の混乱。さらに日本が高度経済成長化で40年以上の時間をかけて進んできた成長変化を、20年以内で一気に進目ている状態。おまけに、世界でもっとも多い人口。多様な民族。

 この著書は、このような中国で、最先端の注目されている文化人を集めてインタビューを行った一冊です。そんな彼らの話を聞いて、「気づき」がないわけがありません。

 中国の言論空間で活躍する人たちは、他の国にない危ういバランス感覚の中で意見を発する必要があります。世界でもまれに見る高度に発展し続ける資本主義の世界と、国家主義的な統制状態。地方と都市部の価値観の違い。利害関係の別れる様々な階層。これらをうまくくぐり抜けながら自分の意見を主張する場合もあれば、あえて、偏った意見を発することで注目を得ることもあります。

 恐らく私たちの多くは、中国という国を、大雑把な数値のみの統計データや、尖閣諸島問題などのニュースからの限定的にスポットを当てられた情報の中でしか判断したことがないのではないでしょうか。いわゆる中国の「ニュージェネレーション」の意見を見ていくと、それは、かなり限定されてた情報であることに気がつかされますし、彼らが注目している文化的な事象、ナショナリズムに関わる情報も、大きく私たちの認識とは異なる感覚を受けます。

 一例として、ジャーナリスト、コラムニストの梁文道は、チベットのダライ・ラマの発言について、以下の点を指摘しています。

 ダライ・ラマは、どこかに出かけるたびに、「わたしは自治を求めている。私は今日の中華人民共和国政府がナニナニをしてくれたことに感謝している・・・」と常に言い、その後で「ああ、チベット文化は今、危機に瀕している。チベット仏教は危機にさらされている』と語っているそうです。しかし、西洋系のメディア(もちろん日本も含む)では、記事にされる際に、前半部の「中華人民共和国に感謝」の部分が抜け落ちている。一方で、中国系メディアでは、「中華人民共和国に感謝」が強調されていて、「チベット仏教が危機」という部分が抜け落ちている。

 私は、ダライ・ラマはかなり中国が嫌いなのかなという印象を持っていましたが、どうも、チベット問題を詳しく見ようとしている現地のジャーナリストの視点では、もう少し違うバランスでいると考えざるをえません。

 他にも、中国国内では、故宮に出店したスターバックスが撤退するまでのプロセスをかなり文化的に重要な問題として論じられている点、香港に長い間住んでいた言論人が、中国との統合後にどのような変化を感じているのか、台湾と中国の関係の変化など、様々な視点から、日本国内のジャーナリストや、大本営発表の統計データからは読み取ることのできない情報が盛り沢山に展開されています。

 正直なところを言うと、中には、「なんだこの観点は?」と首をかしげたくなる内容のものもあるのですが、そういったものが混ざっていたりスポットを浴びている一方で、逆に恐ろしく繊細なバランス感覚の意見が混ざっていたりするアンバランス感が、現代中国の「言論」の面白さであることを強く感じました。

 知っているようで知らない隣人の存在感を強く感じている方は、統計データや、日本の専門家の評論、ニュースの映像だけでは知りえない躍動感を味わうことができると思います。
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