知り合いが出した本を読むことは楽しい。知り合いといっても仕事上の関係である。社会に出て人との出会いは概ね仕事を通じての場合が多い。だが、そんな中からこれはと思う人物と出会うのもまれである。だが彼の場合は、そのまれであった。
私も中国と出会ってもう20年以上経つ。そして仕事で絡み始めてすでに10年を越えている。その間の出来事を思えば「隔靴掻痒」とでも言うべきか、言葉を換えれば「チンプンカンプン」(中国語では「チンプートンカンプートン」)の面が多々ある。
陳氏は好青年である。彼と出会ってから二冊目の本である。これは間違いなく「かゆい所に手が届く」本である。同じ神戸に住む日本国人として「神戸華僑の面目躍如!」と祝辞を申し上げる。今の日本に彼等の存在なくしてアジア進出は成し得ない。