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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
気持ちよく読める,
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レビュー対象商品: 中国古典の言行録 (文春文庫) (文庫)
書き方に、「心あまりて言葉足らず」のようなところがあり、最初はとっつきにくいのですが、少し我慢して読んでいくと、 すいすい読めるようになり、かなりはやく1冊読み終えることが できます。この著者の、ほかの本にも共通する点のようです。 最初は読みにくく思えた、記述が省略された部分も、段々と 読者に考えさせるためにわざと設けた障害物のように 思えてきます。 内容的には、あまり簡単には読むことのできない 中国古典の名句も集めてあり、例えば『書経』や『韓非子』に こんな新たな魅力があったのか、と思えるような 叙述に出会えます。 また、最近は「価値の多様化」を考慮してか、 あまり断定的な書き方をしない本も多いですが、 この書では、著者の力強い断言にあちこちで 接することができ、むしろ壮快感を感じます。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
中国古典の素養の入門編びょーん。,
レビュー対象商品: 中国古典の言行録 (文春文庫) (文庫)
激動の時代には、古代中国の古典の知恵に学ぶべきだ、といわれても実際には漢文の原書を紐解くのはなかなか大変である。そこで、本書では、漢文の著名な一文を抜粋し、その内容、というより、応用の仕方、知恵の引き出し方を解説しているものと思われる。ただ、漢文の著名な一文といっても、その書き下し文と現代語訳だけでは味気ない。本書では、その背景や独自の解釈、ビジネスなどへの活かし方にまで言及している。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
薄いけれど、中身の充実した本,
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レビュー対象商品: 中国古典の言行録 (文春文庫) (文庫)
論語、孟子、史記、老子、左伝はもちろん、古くは易経、詩経から新しくは元史、菜根譚等に至るまでの中国の古典一書から一名言を選び、計約五十の名言を自己啓発、日常の心得、人間関係、指導者への帝王学、経営戦略の五章に分けている。説教臭さはない。漱石というペンネームのもととなった「石に漱ぎ、流れに枕せん」が自己啓発の章にあるが、これは人の値うちはミスへの対処法によってわかるという観点から選ばれており、この言葉の由来はもちろん、孔子はミスをしたか? そのときどういう態度をとったか? という実例を述べる。 このように名言を手がかりにした事例の考察が面白く、著者の自在な発想に導かれて様々な歴史上の逸話に触れているうちに、知らず知らずのうちに現代を生きるための教訓を得ることができる。 選ばれた名言は「まず隗より始めよ」「学びて時にこれを習う、また説ばしからずや」等の有名なものから本書で初めて知るものまで様々。 薄いが、相当に中身の充実したお得な本だ。
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