出版社/著者からの内容紹介
魯迅の弟、周作人に始まる中国の民俗学研究の歴史は浅く、研究方法もいまだ模索の段階にある。本書は「古代文字の構造を通じて考えられる古代人の生活と思惟、古代歌謡としての詩篇の発想と表現とを通じてみられる生活習俗のありかた、そしてそれによってえられたところのものをわが国の古代の民俗的な事実と対応させながら比較」考察するという3つの方法をもって、未開拓の中国民俗学研究という分野に正面から取組んだ労作である。
著者紹介
1910年に生まれる。1943年、立命館大学法文学部文学科卒業。現在、同大学文学部名誉教授。文学博士。中国古代文学専攻。著書『甲骨文集』『金文集』(1〜4)『漢字』『詩経』『金文の世界』『甲骨文の世界』『孔子伝』『中国の神話』『中国の古代文学』(1・2)『漢字の世界』(1・2)『漢字百話』『初期万葉論』『中国古代の文化』