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中国人の日本観 (岩波現代文庫―学術)
 
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中国人の日本観 (岩波現代文庫―学術) [文庫]

アレン S.ホワイティング , 岡部 達味
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

中国は歴史教科書の検定や閣僚の靖国神社参拝など,過去の日本の侵略に関わる問題に激しく反発する.日中の肯定的な関係はいかにして可能か.著者は日中双方の多くの人々との対話を通して,中国人の日本観とそれを規定する思考様式を分析し,日中関係が歴史の負の遺産から脱却していくための道を探る.

内容(「MARC」データベースより)

日中の肯定的な関係はどのようにしたら可能になるのか。日中双方の多くの人々との対話を通して、中国人の日本観とそれを規定する思考様式を分析し、日中関係が「歴史の負の遺産」から脱却していくための道を探る。* --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 396ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/3/16)
  • ISBN-10: 4006000138
  • ISBN-13: 978-4006000134
  • 発売日: 2000/3/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daepodong VINE™ メンバー
形式:文庫
 この本の分析が正しいかどうかはわたくしには判定は不可能である。内容それ自体よりも、わたくしにはアメリカという第三国の学者が、中国と日本という二国間の国家間の感情問題を研究し、そしてそれを日本で翻訳し出版した、という事実の方がむしろ驚きであった。このような基礎研究の上にアメリカ外交が成り立っているのだとすると、日本の外務省が太刀打ちできるわけはないのでは。また、このようなある意味マニアックな本を文庫化して出版した岩波書店に敬意を表したい。
 もちろん、書かれた時代が若干古いために、「新しい歴史教科書」が出現した今となっては特に中国の対日感情はかなり異なっているだろうが、それまでの歴史的経緯を知る上でも有益な書物と思われる。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 およそ国と国との間柄というのは、互いの好悪の感情を超えて、それぞれの利害関係の重なり合いによって規定されていくのが普通です。しかしながら、最近の両国民間の感情の高まりが示すように、こと日中の仲についてはそう簡単にはいかないようです。
 本書は、1980年代なかばにおける日中関係の縺れを素材として、この極めてウェットな二国間関係について考察を加えたものです。教科書検定、靖国参拝、そして光華寮事件など、この時期の日中間には互いの琴線に触れる問題が山積みでした。筆者は、これらの事案の分析を通じ、中国の政府関係者や学生などが、如何なる材料に基づき、如何なる形で日本のイメージを描いているかを実証的に説明し、中国における対日認識のフレームワークがいわば独特の色彩を有していることを説き明かしています。
 両国関係が一筋縄でいかないことは今さら論をまたず、また一般論として中国の人々が日本に対して必ずしも好意を持ってくれていないというのも先刻承知の話です。しかしながら小生などは、本書のように、いわば第三者的な立場から理路整然と整理した形で日中関係の難しさを提示されると、改めて大きなショックを受けたりします。「中国好き」の人には、読んでいて些か辛くなる向きもあるかも知れません。(もっとも、筆者は別に日本に対して好意的な立場なわけではありません。)
 今後の日中両国、一体全体どんな方向に進んでいくのでしょう。そんなことを自分なりに考えていくためにも、是非とも読んでおきたい一冊です。
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