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中国人の宗教・道教とは何か (PHP新書)
 
 

中国人の宗教・道教とは何か (PHP新書) [新書]

松本 浩一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

永生不死である仙人への道を説いた道教。その歴史は二千年にお
よび、漢民族の体質に深く染み込んでいる。風水、易学、占術、漢方医学など、
多彩な秘術をもつ道教とは何か。
気功として知られる健康法も、元々は仙人になるための修行法だったという。そ
の不思議なパワーはどこから来るのか。
道教には教祖がいるわけではない。中国古来の自然宗教であり、時代とともに
仏教や儒教と混合していった。まさに、日本人にとっての神道と同じような存在
であろう。
その道教は、日本人の宗教、習俗にも多大な影響を与えている。陰陽道や修験道
をはじめ、庚申信仰、中元......。さらに、道教を知ることで、『三国志演義』
『西遊記』『封神演義』などの中国文学の理解もいっそう深まる。台湾や香港を
はじめ中国への旅を楽しむためにも、ぜひ知っておきたい知識が満載されてい
る。仏教や儒教に比べ、これまで語られることが少なかった道教の全体像をひも
といた入門書である。

内容(「BOOK」データベースより)

永生不死である仙人への道を説いた道教。その歴史は二千年におよび、漢民族の体質に深く染み込んでいる。風水、易学、占術、漢方医学など、多彩な秘儀をもつ道教とは何か。健康法として知られる気功も、元々は仙人になるための修行法だったという。その不思議なパワーはどこから来るのか。さらに、道教は日本人の宗教、習俗にも多大な影響を与えている。陰陽道や修験道をはじめ、庚申信仰、中元…。本書では、仏教、儒教に比べ、語られることが少なかった道教の全体像をひもといた入門書。

登録情報

  • 新書: 253ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/11/16)
  • ISBN-10: 4569657710
  • ISBN-13: 978-4569657714
  • 発売日: 2006/11/16
  • 商品の寸法: 17.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 331,354位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 蔭腹
形式:新書
本書は、従来必ずしもその全体像が明らかではなかった道教について、仙人観、呪術儀礼と道教の歴史を中心に概説したものです。

非常にわかりやすい日本語で書かれ、また図版や著者自身が現地調査した際の成果も随所に盛り込まれてい、理解を助けてくれます。新書という頁数に極めて制限のある形式で、ここまでしっかりと纏めて一つの宗教を論じた著者の力量には驚かされます。もちろん、論じられなかった部分、不十分な部分は、専門家の目からすればあるかも知れませんが、全体として極めて完成度が高く、道教を知りたいと思われる方に広くお勧めできるものです。

巻末には更に学びたい人のための参考文献案内も付されています。その中で、著者は窪徳忠氏の書籍を筆頭に勧めておられますが、私としてはむしろ本書をまず読むことをお勧めします。本当に、完成度の高いものだと思います。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 おぼろげなイメージしか持っていない「道教」なるものを、凡俗なる私にも分かり易く説いてくれている。
「俗」は「谷」の「人」、「仙」は「山」の「人」である。「谷の人」は、広い視野を失って、日々の仕事に振り回されている人。「山の人」は、世間のしがらみを超越して、何ものにもとらわれることがない。仙人になることを目指して山に庵を構え、あるいは「道観」という施設で修業を励む人が「道士」と呼ばれる人たちである。その道士は人に祟りをなす妖怪や悪鬼を退け鎮める、その教えが「道教」と呼ばれる漢民族の民俗宗教である。日本で言えば「神道」にあたる。
 本書は、道教の源流から成立、興隆、変容に至る歴史を概説するとともに、呪術儀礼を中心にきめ細かく詳述している。著者の誠実さは他書の「文献案内」を巻末に記して推薦していることである。窪徳忠「道教百話」は読み易いエピソードで構成され、明快に基礎的知識が得られると言う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 浦辺 登 VINE™ メンバー
形式:新書
 松本清張の『神々の乱心』において、満洲土俗の宗教組織である「道院」が描かれている。そのなかでフーチという占いの様子が出ていた。このフーチについて中国(ここでは台湾、香港)ではどのように行なっているのかがわからなかった。
 本書は道教の入門書だが、フーチについて第四章に少し紹介が出ていた。通常、T字型の棒を用いるが、子供用のイスを使うのには驚いた。写真もついているが、神々にお伺いを立てる風習が身近にあるということになる。日本人が易者に今後の対応を見てもらう感覚なのか?
 この道教という宗教のおもしろいところは、儒教、仏教、道教の神仏や土着の神を一緒に祀っていることにある。生まれたら神社、結婚式はキリスト教、死んだら仏教という日本人の感覚に似ている。近年、風水や陰陽道までもが加わっているが、アジアはどこも宗教の終着駅なのか?
 仙人の仙は山の人(にんべんに山)であり、俗人は谷の人(にんべんに谷)という意味になるほどと感心したが、道教の予備知識があればさらに面白い発見があるかもしれない。
 
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