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中国人に学ぶ「謀略の技術」
 
 

中国人に学ぶ「謀略の技術」 [単行本(ソフトカバー)]

福田 晃市
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

中国で代表的な兵法書といえば『孫子』と『呉子』である。しか
し、それ以外の兵法書の中で、情報戦を専門的に扱ったものがあった----現在か
ら百五十年以上も前に書かれた『間書』がそれである。
著者は言う。「この『間書』に記された中国の伝統的な情報戦の方法は、今でも
実際に使われています。この本を読んだあとに、中国に関連したニュースを見れ
ば、かなり実感できるようになるでしょう」
この書は『間書』の知恵を要約し、如何に使われているか、また如何に使えばよ
いかを分かりやすく解説したものである。この本で、情報戦が必須な現代の世の
中でも、手段は違えど根本的な考え方は変わっていないことが分かる。そしてま
た、日本人が苦手とする「情報戦(=スパイ活動)」の基礎を学ぶことができ
る。
著者いわく、スパイ活動が善か悪かは、その使い方次第である。この本を読ん
で、複雑化する情報戦を勝ち抜こう!

内容(「BOOK」データベースより)

中国には「スパイ活動」に関する古典があった…。これを知っておけば、いかなる場面においても、あなたは敵の策略に引っかかることはない。本書では、『間書』の知恵をわかりやすく学ぶため、要点を紹介している。事例については、理解しやすいよう意訳した。知恵を実用しやすくするため、参考までに「活用例」もつけている。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 224ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2007/5/10)
  • ISBN-10: 4569690688
  • ISBN-13: 978-4569690681
  • 発売日: 2007/5/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 522,498位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本(ソフトカバー)
「わが国の上海領事館の職員が中国情報機関のハニートラップに掛かったのを苦に自ら命を絶った」とさかんに報道された時、台湾出身の評論家・黄文雄はかの国を「特務(スパイ)の国」と呼んでいました。なるほど孫子が諜報活動を重視しているように、かの国の諜報活動重視の姿勢とその方法には長い歴史と伝統があることがわかりました。
 本書は中国の古典の中にある情報戦のやり方から謀略を学ぶという趣旨の本です。大昔の話とはいえ、人間の心理を巧みに利用したそのやり方は決して侮れません。現在の中国の政府高官や軍人の戦略・戦術の中に孫子が生きているのと同じように、こうしたやり方も健在である、と考えるのが自然でしょう。ただし、本書はあくまで入門編であり、実際の諜報活動はより高度で複雑であり、専門的な教育や訓練が必要と思われます。本書に紹介されている方法は、素人でも利用できるものが多いですが、一歩間違えば墓穴を掘る可能性もあることを忘れてはいけないでしょう。
 こうしたテーマを扱うときは暗くなりがちですが、本文やイラストはそれを避けるような、明るいものになっているのも好感が持てました。ただ「悪だくみのススメ」のようで、どこか人を食ったような印象も受け、読者によっては不快に思う人もいるかも知れません(私は嫌いではありませんが)。
 
 わが国の外交下手が、一般国民の国際社会への無知・無関心に原因があるのと同様に、わが国の謀略戦に対する弱さは、こうした諜報活動に対する無知・無関心に原因があるように思われます。日本人はスパイ活動というと「情報収集」ばかり連想する傾向がありますが、実際には「情報操作(宣伝など)」もそれに負けないくらい大切なのがわかります。
 ただし、そうした謀略戦に対する弱さの原因をわが国の文化に求めるのは間違いでしょう。日露戦争の時は明石元二郎をはじめ、実に用意周到に準備をして勝利を得ました。また戦国時代も各地で謀略戦が行われており、毛利元就のような謀略の達人もいました。もっとも現代の日本人はこうしたやり方を「陰険だ」と毛嫌いする人が多いのではないでしょうか。
 誠実なのは日本人の美徳ですが、世界を相手に競争しようと思えば、現状のままでは大損をするだけでしょう。孫子の「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」という有名な言葉にあるように、腹黒い隣人(中国人だけに限らず)の実態と諜報活動の重要性を日本人は知るべきでしょう。こうしたノウハウは、軍事や外交はもちろん、経済活動にも使われている可能性が高いのです。本書は防諜(スパイ対策)にも活かせるはずです。
 本書を入口に多くの日本人が諜報活動について学び、いつか多くの日本人が軍事・外交・経済活動など、さまざまな面で中国人を謀略で手玉に取る日が来ることを私は願ってやみません。ちなみに、前出の黄文雄によれば、中国の情報機関の弱点は「金に弱いこと」と「団結力がないこと」とのことです。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひこ
形式:単行本(ソフトカバー)
 この本は、中国史から事例をとりあげて、スパイの仕方を教えています。だから、『中国人に学ぶ謀略の技術』とするより、『中国史に学ぶ謀略の技術』といったほうが正確かもしれません。

 内容は、歴史の話は、地図もついているので、中国のどのあたりで起きたことかがわかりやすくなっています。しかも、よくある「兵法もの」とは違って、昔の話だけで終わらず、現代に役立てる方法まで教えてくれているのが親切です。

 謀略の技術、情報戦、スパイ活動、なんて言葉を聞くと、専門のスパイしか行えないことのように聞こえます。でも、この本を読むと、スパイ活動って、あんがい簡単なんだ。日常の仕事でも、普通に使えるんだ、って思えます。

 ただし、あとがきにもありますが、このスキルで人を喜ばすこともできますが、人を傷つけることもできます。すべては使う人次第です。

 中国の謀略について、いろいろ言われている昨今ですが、それが中国の伝統に裏打ちされたものだとわかります。でも、この本は、中国批判の本ではなく、一つの教養として淡々と紹介してあり、タイトルから連想させる内容を裏切るのが、いい感じです。

 多くの人が昔も今も謀略の技術は変わらないのだと実感できるのではないでしょうか。謀略の技術の百科事典とも言える一冊です。

 

 
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
 中国の兵法書には、情報戦を扱ったものもあったのですね。それを知ることができただけでも、得した気分です。この本を読めば、中国4000年(?)の伝統に裏打ちされた謀略の技術が学べます。う〜ん、中国は、いろんな意味で、すごいです。
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