登録情報
|
とはいえ、本書は、どの章も簡潔なエッセイ風に仕立てられており、読みやすいものの、清朝滅亡以前に関しては、とりたてて目新しい記述も知見もなく、たいていは戦前から日本でもよく知られている内容でしかない。とりわけ第13回は題名とは裏腹に僅かな男色話が語られているに過ぎず、その上19世紀ヨーロッパに現れたホモセクシュアルとか、その翻訳語たる「同性愛」といった奇怪な医学用語が平然と使われている。中国は我が国よりも遥かに古くから男色が盛んで、日本がお手本と仰いだ洗練された文!明国だった筈である。龍陽文学も夥しく作られており、大抵の章回小説には美少年や相公との恋愛物語が登場している。というのに本書は大半が「異性愛」の話題にのみ終始している。遺憾の窮みである。さはさりながら、本書の醍醐味は、革命以後の現代中国の面白い記述、および他書ではお目にかかれぬ去勢用の刀や張形などの写真にある。ただ春宮画が皆上半身しか載せられていず、肝心の交接部分が切り捨てられているのは、如何様な訳か、甚だ疑問である。 ともあれ関心のある人には一読をお奨めする。
日本人は目で性というものを楽しむことが多いが(浮世絵)、中国人は文章を読むことによって性を吟味している。それはなぜだろうか。 五千年の歴史において男女の好色人物が続出している。あなたは知っているだろうか。 中国共産党支配下の大陸では売春があるだろうか。 ・・・・・・・・ この本をよめば中国人の性がわかります。
私は日本在住の台湾人で、同じく中国人です。すばらしいこの本には拍手を送りたいと思います。