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いまや中国ビジネスは特別なものではなく、企業にとって必要不可欠な分野になっている(2004年1月現在)。しかし、関係が密接になればなるほど、トラブルもあとを絶たない。そのなかには、中国の社会の仕組みや、中国人のものの考え方、慣習を知らずにトラブルを招いてしまったという事例も多い。
本書は、総合商社にて長年にわたり中国ビジネスを経験してきたビジネスパーソンが、実務で培った知識をもとに書いた実用書である。前半では、中国ビジネスにおいてどのようなリスクが考えられるのか、またWTO加盟を契機に、中国はどのように変わっていこうとしているのかを解説している。中国ビジネスの大枠を知りたい人は、前半を読めば大体のところが分かるようになっている。
一方、後半部分は、実際に体験したトラブルをもとに法務や営業の側面からどのように解決を図ったらよいのかを丁寧に解説している。投資の失敗や、代金回収におけるトラブルだけではなく、中国人スタッフの労災や解雇に関する問題などについても言及。現地で実務に携わるマネジャーや担当者にとっては、きわめて実用的な手引きとして活用できるに違いない。
最終章の「中国ビジネスで失敗しないための10カ条」は、中国をかなりドライに見ている内容ではあるが、異国の地でビジネスを展開するために忘れてはならない心構えだといえよう。日本人同士ならば言わずとも通じる常識は、異国では通用しない。当たり前であるが、つい忘れがちな原則を思い起こしてくれる格言である。(朝倉真弓)
出版社/著者からの内容紹介
中国ビジネスにはまだまだ危険がいっぱい。日本の常識は中国では通じない。実際に起こっているトラブルと対応策がわかる。
内容(「BOOK」データベースより)
WTO加盟によって、中国は特殊な市場から普通の市場へと変わりつつある。しかし、そこにはまだまだリスクやトラブルがあるのを忘れてはいけない。儲かるようになった市場で、いかにリスクをミニマイズできるのか?中国ビジネスの現場で問題や困難に突き当たったときの対処法がよくわかる。
内容(「MARC」データベースより)
実際に起こっているトラブルの実態とその対策を把握しておけば、イザというとき役に立つ! 儲かるようになった中国市場で、いかにリスクをミニマイズできるか。スムーズなビジネスをサポートする本。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
黒岩 健一郎
1990年早稲田大学理工学部を卒業し、住友商事に入社。中国での不動産開発事業および工業団地の販売代理事業を担当。2000年慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)修了。2003年同博士課程を修了。現在、武蔵大学経済学部専任講師。研究分野は顧客ロイヤルティのマーケティング
美野 久志
1967年住友商事入社。同社中国貿易部情報調査グループ長を経て、2002年2月同社を退職。JETRO「中国経済研究会」委員、日本経済研究センター「中国研究会」委員等を歴任。中国・アジアの国際ビジネス、中国WTO加盟などを研究
坂井 保宏
1943年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。住友商事にて、中国の不動産開発および開発区の販売代理事業に活躍。主に中堅、中小企業の中国進出に多くの実績を残す。現在、山東省青島市城陽区人民政府東京事務所代表、秀明大学非常勤講師
嵩 昌博
1952年生まれ。1985年から2003年3月まで住友商事・法務部にて中国の法律関係業務を担当。中国での会社設立、撤退並びに対中取引にかかる契約書作成および紛争解決に関する法律問題を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1990年早稲田大学理工学部を卒業し、住友商事に入社。中国での不動産開発事業および工業団地の販売代理事業を担当。2000年慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)修了。2003年同博士課程を修了。現在、武蔵大学経済学部専任講師。研究分野は顧客ロイヤルティのマーケティング
美野 久志
1967年住友商事入社。同社中国貿易部情報調査グループ長を経て、2002年2月同社を退職。JETRO「中国経済研究会」委員、日本経済研究センター「中国研究会」委員等を歴任。中国・アジアの国際ビジネス、中国WTO加盟などを研究
坂井 保宏
1943年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。住友商事にて、中国の不動産開発および開発区の販売代理事業に活躍。主に中堅、中小企業の中国進出に多くの実績を残す。現在、山東省青島市城陽区人民政府東京事務所代表、秀明大学非常勤講師
嵩 昌博
1952年生まれ。1985年から2003年3月まで住友商事・法務部にて中国の法律関係業務を担当。中国での会社設立、撤退並びに対中取引にかかる契約書作成および紛争解決に関する法律問題を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)