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中国は社会主義で幸せになったのか (PHP新書)
 
 

中国は社会主義で幸せになったのか (PHP新書) [新書]

北村 稔
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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中国は社会主義で幸せになったのか (PHP新書) + 「南京事件」の探究―その実像をもとめて (文春新書)
合計価格: ¥ 1,470

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会…中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」―本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない“悲劇”への哀悼歌。

内容(「MARC」データベースより)

中国は共産党によって、そもそも幸福になったのだろうか。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか-。「社会主義の衣を着た封建王朝」でしかない中国の悲劇を実証的に解明する。

登録情報

  • 新書: 253ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2005/7/16)
  • ISBN-10: 4569635245
  • ISBN-13: 978-4569635248
  • 発売日: 2005/7/16
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 82,387位 (本のベストセラーを見る)
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By recluse VINE™ メンバー
形式:新書
不思議な本です。ある部分は中国史の通史であり、簡潔なマルクシズムのまとめもあり、現代の中国への絶望でもあり、中国近代史への”正統的”な解釈への専門的な再解釈を通しての戦後の日本のグロテスクな中国研究への間接的な批判でもあります。そういう意味ではいろいろな読者層の欲求を満たしてくれる作品でもあります。根本にあるのは著者の中国と中国共産党への絶望的なまでの不信感です。著者の結論は232ぺージからにまとめられていますが、”中国近代史上に出現したいずれの政治運動も、目的を実現する可能性をはらんでいた”に集約されています。その観点から見た場合、中国共産党は、そのもたらした人的、物質的なコストの面で到底、正当化できるものではないわけです。ここには20世紀の世紀病ともいうべき外来のマルクシズムと土着の最悪の組み合わせの実験が見られるわけです。しかし、著者の文革への感慨(226ページ)は複雑で、四人組の一員でもある挑文元の1975年の予言の”合目的性”とその正確さへの指摘にも現れています。
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形式:新書
中国は実は「共産主義」ではなく「封建主義(人治主義)」ではないか、という指摘がよくありますが、この本は中国共産党の内部資料などを使って、その指摘を検証した本です。

実際に現実を無視して共産主義の理念で暴走した時は社会が混乱し、伝統的統治方法(封建主義)に戻った時の方が社会が安定していることを考えれば「社会主義で幸せになったのか」という指摘も説得力があると思います。

逆に言えば共産主義よりは封建主義の方がまし、という見方もできるかもしれません。
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形式:新書
 大学院の指導教員による著作なので、読もうと思っていたら幸いにも講義の最中に配布していただいので早速読む。

 本書の柱となる主張は『現代中国は社会主義の衣を来た封建主義』であるという点で一貫しており、中国近現代史の概説プラスαを追いながら、それを検証している。

 口調自体は全体的に至って穏やかではあるものの、左派学者や親中派学者が言う様な「文化大革命は良い面“も”あった。」「'ケ小平が現代中国を“豊か”にした。」という通説に対する批判が随所に見てとれる。

 国共内戦のくだりでは、やや蒋介石に対して同情的。

 挑戦的なタイトルではあるものの、案外安心して読める書籍である。

 余談であるが、著者の講義中に伺った話では著者と南京事件で論争した中国の学者(名前失念)からも、本書の内容に対する同意を得られたとのことである。
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