筋金入りの国士は、何処の国にも必ずや居るもの。日本の将来を本当に憂い、ブログ、メール、新聞、雑誌、テレビなどの文化レベルの低い報道に絶望感と焦燥感を覚える自分には、中国の誇る二人の真の政治家には圧倒させられた。特に、附章にある著者の講演録は、著者の熱い国士振りと事実に基づいた小気味良い分析とが網羅されていて興味深い。起業教育と起業支援を使命として活動している自分には、拝金主義と生温い環境に浸り過ぎた自国民の行く末に、事実に基づいたもっと正しい報道をする事の重要性を痛感させてくれた。本書を読んで、明確な競争原理を嫌い、思考停止を促す教育者・政治屋・行政に鉄槌が下される時が近いと思い知らされる。日本の将来を心配する方々へのお勧めの書籍である。