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中国の瀬戸際戦略―「反日」の裏に隠された「反米」を読み解く
 
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中国の瀬戸際戦略―「反日」の裏に隠された「反米」を読み解く [単行本]

松村 劭
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中国の国家戦略の本質を見誤らないために。中国の反日運動、韓国・北朝鮮の反米感情激化、台湾問題緊迫…これらは「抑止戦略」と「瀬戸際戦略」の対立関係の構造として読み解くべき課題。

内容(「MARC」データベースより)

中国の反日運動、韓国・北朝鮮の反米感情激化、台湾問題緊迫…。中国の国家戦略の本質を見誤らないために、「抑止戦略」と「瀬戸際戦略」の対立関係の構造を読み解く。

登録情報

  • 単行本: 202ページ
  • 出版社: 芙蓉書房出版 (2005/12)
  • ISBN-10: 4829503688
  • ISBN-13: 978-4829503683
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 848,473位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 中国が日本に与える脅威のうち、中国政府の国家戦略による脅威に焦点をあわせた本です。

日本人一般にとってほとんど知られていない軍事史・国家戦略から考えた中国政府の国家戦略の説明がなされているのだが、ほとんどの日本人にとっては、中国の軍事力増大、影響力増大が、どれだけ日本国民を不利にするか明確ではないため、興味を持続しがたく、一般向けとは言えない内容となっています。

これから読もうとする一般読者への補足説明を行うとすれば、下記の3点があります。

1点目として、中国政府に支配された場合、中国政府の行動の特徴として「他民族の圧迫」が問題となります。資本主義化が進んだ現状でも、中国政府に支配される異民族の多くは、効率の良い仕事を奪われ、土地を奪われ、人口減少が進んでいます。チベット併合後の悲惨さは、映画(セブンイヤーズ イン チベット)にもなりました。

2点目として、中国の優位を認めた形で同盟国となった場合、中国の軍事的脅威が無くなる代わりに米国の軍事的脅威を受けることになり、日本の国土が戦場となる可能性が高まります。また、今でもODAで数兆円程度吸い上げられていますが、さらに上納が必要となる可能性が高いでしょう。

3点目として、中国政府の日本国への影響力が大きくなるにつれて、中国政府の国内統制力の低さ・汚職役人の伝統から、海賊・マフィアと人民解放軍の結託・国家権力との癒着により、日本国内での犯罪取締りの困難さが大きくなると考えられます。海上では、海賊の依頼を受けた中国政府の役人が日本政府の取締りに干渉する場合が想定されますし、日本国内で活動するマフィアについても人民解放軍や中国政府の役人の後ろ盾を得て、日本の治安を大きく損なわせることが考えられます。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者は1934年生まれ、防衛大学卒、陸上幕僚監部情報幕僚、作戦幕僚、西部方面総監部防衛部長などを歴任、陸将補。「中国内戦」「戦争学」「戦争の20世紀」「日本人は戦争ができるか」など著作多数、また、その著作の特徴は、重厚な戦史研究と長年の実務経験から生み出された明快な戦略理論を展開し、現状の分析とそれに対する戦略を大変にわかりやすく述べている。現在、デュピュイ戦略研究所東アジア代表、HPを開設している。この本の章立ては以下の通り。

第一章 中国の戦略をなぜ考えないのか

第二章 中国の主敵は誰か

第三章 米国の対中戦略の弱点

第四章 中国政権の国家戦略

第五章 中国政権の瀬戸際戦略

第六章 瀬戸際政略としての「反日」

第七章 中国戦略の特色と問題点

終章  日本はどう対応すべきか

 多くの日本人が、昨年以来の「反日デモ」とその後の中国政府の対応に驚き、その対応に多くの評論家が様々な論陣を張っているが、この本はある意味一番明快に、「反日」とその背後にある「反米」を顕わにし、中国政府の取っている「瀬戸際戦略」をバッサリと切っていると言えるだろう。

 まず、中国に対する日本人の無理解、「中国は自由民主主義を受け入れる」との幻想と、日本に国家戦略がない点を指摘している。また、アメリカの中国への「中国大陸の市場重視、門戸開放政策」の幻想と、「国務省」と「国防総省」の戦略の乖離とその意味を、政治が軍事に介入して失敗した朝鮮戦争とベトナム戦争の例を挙げて説明している。現在、中国の行っている「瀬戸際戦略」の意味とその未来、そして、最後に日本は自己完結した戦力を持つべき等、これからの対応をわかりやすく解説した一冊。どこまでも論理的に書かれているが、読み進めていくうちに、行間から著者の、「狡猾な中国人」に対しての怒りと「不甲斐ない日本人」への苛立ちすら感じられた。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
危険な隣人。 2006/4/26
By むらさめ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:単行本
中国の経済力、軍事力の拡大は目覚しいものがあります。

中国の最終目標は、中華大帝国を地球上に誕生させる事です。

そのためには「国民が何億死んでも構わない」と中国指導者が発言しています。

荒唐無稽に聞こえますか?

先頃、中国は我が国固有の領土である尖閣諸島の石油採掘権は自分達のものだと発言しました。

中国が中華大帝国を築くに当たって最初に併合すべき国は日本なのです。

既に「侵略と併合」は始まっているのです。近い将来、日本が「中国日本省」とならないとは言い切れないのです。

このような危険な隣人を一方的に良き友人と思っているのは日本側の幻想です。

本書は事実の積み重ねでそれを証明しています。
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