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中国の五大小説〈上〉三国志演義・西遊記 (岩波新書)
 
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中国の五大小説〈上〉三国志演義・西遊記 (岩波新書) [新書]

井波 律子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 903 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一度は通して読んでみたかったあの物語を、練達の案内人と共に楽しむ。講釈師演じる「語り物」から生まれた中国の白話長篇小説には、他に類を見ない面白さが満載。とりわけ五大小説を読むことは、まさに「小説」が生まれ成熟してゆく歴史に立ち会う、限りなく魅惑的な経験に他ならない。読後は原作に手がのびること請合い。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井波 律子
1944年富山県に生まれる。1966年京都大学文学部卒業。1972年同大学院博士課程修了、金沢大学教授を経て、国際日本文化研究センター教授。専攻は中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 294ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2008/4/22)
  • ISBN-10: 4004311276
  • ISBN-13: 978-4004311270
  • 発売日: 2008/4/22
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
中国の五大小説、すなわち、三国志演義、西遊記、水滸伝、金瓶梅、紅楼夢の読みどころを分かり易く解説。(上)では三国志演義、西遊記を扱う。原文訳の引用を多くし、まさしく各書の水先案内人的な位置づけになっている。この本だけで、原書の面白さが結構伝わってくる。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:新書
もとの『三国志演義』『西遊記』が
おもしろいからなのだが、
この『中国の五大小説 上』自体も、
とても面白くて、頁がどんどんめくれてしまう。

著者自信が、面白がっているのが、
よく伝わって、楽しく読める。
これから下巻を買って読もうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
井波律子氏の本は読んでいて本当に楽しい。中国古典作品のつぼを的確に指摘してくれる。この「中国の五大小説」は、(上)で三国志演義と西遊記、(下)で水滸伝、金瓶梅そして紅楼夢を、それぞれ粗筋を追いながら、その魅力の秘密、そして相互の共通性あるいは相違点を論じて、中国古典の五大長編小説の文学史的な位置づけと「物語」から「小説」への発展をわかりやすく解説してくれる。

(上)では約170頁で三国志演義を、約100頁で西遊記をそれぞれ扱う。著者は既に同じ岩波新書から「三国志演義」を上梓しているので、演義に関しては重複する論考が多い(例えば、虚なる中心劉備、華容道の関羽の名場面等)。しかし前著「三国志演義」が正史・三国志から演義の成立に至るまでの過程を概観した後、演義の魅力を探るスタンスだったのに対し、本書は「演義」の粗筋に沿って論考を進めるので、後漢末から晋による統一まで、三国志演義の粗筋を把握できる。従って、呂布や馬超についても触れている。また、三国志演義の締めくくりとして捕虜になった劉禅の笑いに着目するのは新鮮だ。

西遊記に関しては、三蔵法師の意外な無力さ・弱さの指摘が鋭い。日本のTVで夏目雅子が三蔵法師を演じたことも十分理由があることがわかった。

このように、各小説の粗筋と魅力のポイントをセットで解説してくれるお薦めの良書です。
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