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中国に学ぶ (中公文庫BIBLIO)
 
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中国に学ぶ (中公文庫BIBLIO) [文庫]

宮崎 市定
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中国を学ぶことは、中国に学ぶことに終る。ただし中国に学ぶとは、何もかもすべてを肯定することではない。山なす泥沙を流し、洗い、淘げて、最後に護るのは一撮みの黄金に過ぎぬように、真に学ぶに値するものは、長い目で物を見、表面ばかりでなく必ず裏面の存在を考えることである―深い認識のもとに、中国の思想、歴史・民俗、人物、書物を語り、政治・時事について論ずる。今日の中国理解への貴重な手掛りを示す、達意の文章で碩学が綴った名エッセイ集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮崎 市定
1901年、長野県飯山市に生まれる。25年、京都大学文学部東洋史学科卒業。60年から65年にかけ、パリ、ハーバード、ハンブルク、ボフムの各大学に客員教授として招かれる。専攻は中国の社会・経済・制度史。89年、文化功労者に顕彰される。京都大学名誉教授。95年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 350ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2003/10)
  • ISBN-10: 412204281X
  • ISBN-13: 978-4122042810
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 510,200位 (本のベストセラーを見る)
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By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
日本の中国学は、内藤湖南と共に宮崎市定を抜きにしては語れない。宮崎博士の業績は全集になっているが、中公文庫でも「雍正帝」「大唐帝国」「アジア史概論」、岩波文庫でも「史記を語る」等の名著が手軽に入手できる。「アジア史概論」にみられるように宮崎博士は研究を中国だけの閉じた世界と捉えず、日本、朝鮮、東南アジア、インド、イスラームそしてヨーロッパ文化との比較を常に意識しながら、この中国文明の本質を探るという態度が一貫している。もうひとつの特徴として宮崎博士の著作は、学術論文という枠を超えて、読み物として味わう独特の、文体を持っていることである。読みやすいことは言うまでもない。この中国古代から文化大革命まで色々な話題を扱ったエッセイを集めた本書「中国に学ぶ」でも、博士の闊達な語り口に引き込まれる。エッセイ集で、一貫した編纂方針のある本ではないので、自分の興味のある文章だけ拾い読みするだけ得るものは大きいだろう。
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By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
日本の中国学は、内藤湖南と共に宮崎市定を抜きにしては語れない。宮崎博士の業績は全集になっているが、中公文庫でも「雍正帝」「大唐帝国」「アジア史概論」、岩波文庫でも「史記を語る」等の名著が手軽に入手できる。「アジア史概論」にみられるように宮崎博士は研究を中国だけの閉じた世界と捉えず、日本、朝鮮、東南アジア、インド、イスラームそしてヨーロッパ文化との比較を常に意識しながら、この中国文明の本質を探るという態度が一貫している。もうひとつの特徴として宮崎博士の著作は、学術論文という枠を超えて、読み物として味わう独特の、文体を持っていることである。読みやすいことは言うまでもない。この中国古代から文化大革命まで色々な話題を扱ったエッセイを集めた本書「中国に学ぶ」でも、博士の闊達な語り口に引き込まれる。エッセイ集で、一貫した編纂方針のある本ではないので、自分の興味のある文章だけ拾い読みするだけ得るものは大きいだろう。
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By A-san トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 京都大学名誉教授にして日本を代表する東洋史学者、宮崎市定が、長年書き積もった雑文のなかから自ら選択して一巻の書としたもの。内容は、思想、歴史・民族、人物、書物、時事等多岐にわたる。
 次の一文が目に留まった。「過ぎ去った古いことなどを研究して、現実の忙しい世の中に何の役に立つか、といった疑問をしばしば投げかけられる。これに対して私は、忙しい世の中ほど、歴史という学問が必要だと考える。いったい、ある人の人生観というものは突きつめて行くと、それはその人の歴史観なのである。忙しい時こそ、人生の問題が問われねばならぬが、人間が人生について考えるとき、思考の材料となるものは、すでに過ぎ去りはしたが、ただし、たしかに存在した事実よりほかにはない。」
 中国史をある程度知っている人間が、宮崎史観に照らして考えるとこうなるんだというおどろきや発見を楽しむための本である。
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