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中国が憧れた理想の国 日本―学校では教えない本当の歴史
 
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中国が憧れた理想の国 日本―学校では教えない本当の歴史 (単行本)

拳骨 拓史 (著)
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◎日本には、これほど魅力的な歴史があったのか!
 日中関係を歴史的に見た際、「中国は文化の父、朝鮮は兄、日本は弟」であり、「東夷」である小国日本は一貫して中国に教えを請うてきたといった構図で語られることがよくある。
 だが漢学・東洋思想を専門とする本書の著者は、そうした「矮小な日本」のイメージはじつは後からつくられたものだと説き、古来、日本は中国と対等に渡り合い、中国はむしろ日本に畏れ・憧れを抱き続けてきたということを、日中相互の史料を参照しながら明らかにしている。
 たとえばすでに『論語』でも孔子が日本に憧れを抱いていたことを思わせる記述があり、紀元二世紀成立の『淮南子』、五世紀成立の『後漢書』などでも同様に「東方」への畏敬の念が語られている。また、聖徳太子の仏教解説書がいかに驚きをもって迎えられたか、日本の遣唐使がいかに中国で尊敬を集めたか、あるいは副島種臣や大久保利通など明治時代の外務卿・外務大臣がいかなる名誉と信頼を勝ち得たかなど、知られざる歴史の実相が紐解かれる。
 歴史認識の論議がかまびすしいいま、史料に基づいた冷静な議論を深めるためにも、ぜひ読んでほしい一冊だ。 

【本書より】
○秦の始皇帝の時代、日本は「不死の民」の住む神の国と考えられていた。
○日本は一貫して「対等外交」を望む姿勢を崩さなかったため、中華思想の中国はなかなか日本と国交が持てなかった。
○宋の太宗は、日本の天皇の系譜こそが理想と考えていた。
○宋の時代、日本の木材、扇子、書画、日本刀、紙などが羨望の眼差しで見られていた。
○無謀な戦いだったと言われる秀吉の「朝鮮出兵」は、『明史』(中国の正史)では「中国が勝てる見込みはなかった」と書かれている。
○乃木希典は日露戦争の舞台となった中国・奉天(瀋陽)で尊敬され、戦死した乃木軍将兵のために中国人たちが慰霊碑を建立している。
【その他もくじより】
◎中国仏教を超える国 ◎絶賛された日本文化の数々 ◎黄金の国、真珠の国、だれにも従わない国 ◎大国に動じない遣唐使たち ◎日本に臣従した中国 ◎聖徳太子流外交術とは? ◎東方にある神の国 ◎不死の民が住んでいる国 ◎壮絶な戦いが展開された元寇の真相 ◎国を売った足利義満 ◎日本に頼りはじめた中国 ◎福沢諭吉の悲壮な「覚悟」 ◎孔子の憧れた理想の国 ◎馬賊を率いた日本人 ◎愛憎入り交じる日清戦争 ◎なぜ日本は出兵したのか ◎対支二十一カ条要求の複雑な背景 ◎日本の敗戦とともに自決した中国人 ◎吉田松陰の戦略的思考 ◎道理を貫いた大久保外交......など

内容(「BOOK」データベースより)

これまで信じられてきた「中国は文化の父、朝鮮は兄、日本は弟」という歴史は印象操作にすぎなかった!膨大な史料を渉猟し、古来、中国が日本に畏敬を抱き続けてきた歴史の真実を明らかにする。

登録情報

  • 単行本: 230ページ
  • 出版社: 草思社 (2008/11)
  • ISBN-10: 4794216823
  • ISBN-13: 978-4794216823
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 83,203位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 中国はかつて日本の臣下だった, 2009/1/1
商品説明にも書いているように、大量の史料を用いて書かれた力作だと思います。
一番巻末に約三百冊?の参考文献が出されていますが、それは文中に使われたものではないというのが更に驚きです。
中国と日本の交流二千年史を取り扱いながら、日本は中国の隷属ではなく、独立国家としてその尊厳をたもち、なおかつ中国は日本を畏敬していたことを、日中両国の一級史料に基づいて的確に説明をしています。
わたしが特に面白く感じたのは、「日本に臣従した中国」の話。
足利義満が明皇帝に臣従するための使者を出していたことは有名ですが、明皇帝が「日本に対して臣従の使者を出していた」というのは知りませんでした!
そんな話も史料を駆使して明らかにしてくれる作品です。
また巻末の日中慰霊祭の話などは、かなり感動します。近来の嫌中派がやもすれば中国を侮る傾向があるなかで、「中国を恐れてはならない。しかし侮ってはならない!」とする著者の説明は、わたしには説得力を感じました。
唯一の難点をいえば、文中に引用の出典が多く出てくるため、サクサク読める読み物の類ではないということでしょうか?ただし、その分、引用が明快なので説得力はかなり増していますし、読み進めると全然苦痛には感じなくなるのが不思議です。
嫌中派でも親中派でもない本当の日中関係史を知りたい方にはオススメです。
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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 思わず「へぇー」と唸ってしまうような興味深いエピソードの数々, 2009/3/15
学校でも教えられず、テレビ等でも紹介されて来なかった、日中交流に関する古代から近代までの、思わず「へぇー」と唸ってしまうような興味深いエピソードの数々が、これでもかこれでもかと盛り込まれてあり、まさに目を開かされた思いがします。特に、トウ小平が来日して昭和天皇に拝謁した際、天皇のお言葉に「瞬間、電気をかけられたように体を震わせながら立ちつくし、『今のお言葉には感動致しました』と述べるのが精一杯であった」というくだりは、大変心嬉しく読ませて戴きました。
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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆, 2009/3/16
曹植の話から始まるのが、「三国志」世代の私にはツボだったが、このまえがきからいきなり引き込まれる。「日中友好」という言葉を最初に唱えたのは誰か(答は、中国で戦犯として処刑された日本人たち)……という話なのだが、彼らの真摯すぎる遺書に胸がうっとつまってしまった。このまえがきを読むためだけでもぜひお勧めしたい。本文は、中国は日本発見以来、じつは日本に対し憧れ(というより畏れ・怖れ)を抱いていたという話だが、そうした古代の話より何より、後半の日清、日露戦争、そして日中戦争時の日中関係の話が読ませる。戦争であろうと何であろうと、日中戦争のころまでは、独特の力関係を持った隣国同士として敬意ある関係を持っていたのだと思えた。
心ある中学、高校の歴史教師の方、ぜひ本書を副読本とでもしてみてほしい。
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