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中国が世界をメチャクチャにする
 
 

中国が世界をメチャクチャにする [単行本]

ジェームズ・キング , 栗原 百代
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 3,465

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商品の説明

商品の説明

中国が世界をメチャクチャにする
元「フィナンシャル・タイムズ」北京支局長の著者が「メチャクチャ」と表現するのは、「世界の工場」で作った製品を世界にあふれさせ、資源を買いあさり、模倣品を氾濫させ、環境を破壊し、それぞれの国の社会・経済秩序を壊していく中国のあり様である。700年の歴史を持つイタリア北部の織物生産の町・プラート、米国中西部の工作機械産業の拠点・ロックフォードなど、ルールと国際秩序を尊重しない中国によってメチャクチャにされ、没落した町や社会の様子を丹念に描く。

ナポレオン3世は「中国を眠らせておくべし。目覚めた中国は世界を揺さぶる」との警句を残したという。世界一の人口を抱える国を変容させるエネルギーは今、確かに世界を揺さぶり、脅かしていると感じさせられる。


(日経ビジネス 2007/01/15 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

なぜ世界中でマンホールのフタや電線が盗まれるのか?それ
は金属需要の急増が招いた、中国による国を挙げての資源漁りに端を発していた
----!改革開放に政策に転じて30年。13億のマンパワーを持ち、
グローバル経済の波に乗った中国は、いかにして世界を脅かすにいたっ
たか。各地で起きている深刻な事態を取材した驚愕の報告!

登録情報

  • 単行本: 280ページ
  • 出版社: 草思社 (2006/9/28)
  • ISBN-10: 4794215274
  • ISBN-13: 978-4794215277
  • 発売日: 2006/9/28
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 213,677位 (本のベストセラーを見る)
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87 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gogi
形式:単行本
随分ショッキングなタイトルだが原題はもっと穏やかでChina Shakes the Worldだ。「中国を眠らせておくべし。目覚めた中国は世界を揺さぶる」というナポレオン三世の警句からの引用だ。本書の論点もここにある。

現在中国がもっとも重視する問題は人と仕事のバランスだ。これは毛沢東が人口増加に踏み切った結果、毎年2400万人分の雇用を生み出す必要にせまられているからだ。9-10%の経済成長率を維持しても、まだ数百万人分が足りない。雇用を重視する必要があるのは依然社会不安があるからだろう。このため中国は遮二無二成長するしかない。国内の公害にも目をつぶり、エネルギー資源も反米諸国と平気で手を結ぶ。ヨーロッパも中国の影響で苦難を味わっている。その結果現在の真の問題は、世界が中国の上昇をどこまで許すかだとしている。そして本書は「中国はいまや世界にぴったり寄り添い、組織に入って条約を結び、他国へ依存しているゆえに、恩を仇で返すことはできないのではなかろうか」と結んでいる。

中国の人口と成長のスピードを考えると、中国脅威論が出るのは当たり前と言える。従って「もう勝手に振舞えない」も良く判る。また限られた地球資源・公害などを考えると、逆に中国が、他国・環境へ「積極的に」気を配らないと、地球規模の悲劇が起こるとの感を強くした。これは我々先発の既得権を守る為ではなく、地球そのものを守る為だ。中国の影響はそれ程大きいと思われる。またこれが大国中国の生き残る道だろう。そうでないと本書指摘の如く、中国はその巨大さ故に自らを滅ぼすだろう。

やはり和訳タイトル「中国は世界をムチャクチャにする」は妥当だ。本書は是非中国の指導者にも読んでほしい1冊だ。
このレビューは参考になりましたか?
66 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 本が好き トップ1000レビュアー
形式:単行本
 タイトルは少し過激ですが、中国に留学経験もある元ファイナンシャル・タイムズ北京支局長による「世界の工場」

中国の経済成長に伴う影響を欧米の現地ルポを通してのミクロ面、中国現地企業のケーススタディから成長の実態を

明らかにしています。

「経済的にみて、人口は中国のなにより根本的な矛盾である。 一番の強みであるのと同時に一番の弱みでもある。」

というのは読んでみて納得です。

中国政府にとって、現在求められる重要なバランスは人と仕事のバランスをとること、それが困難な状況であること、

このことが国内市場での生産過剰につながり、国内での過当競争・価格破壊を回避するために中国企業の海外進出に繋がって

いる実態が分かります。

また、成長に必要な自然環境の極度な貧弱さのめに海外に資源を求めざる負えないことが世界の環境面に深刻な負の影響

を与えいる実態、

後半は中国自身が抱える成長にともなう環境破壊等の負の側面、腐敗等の制度的な矛盾等の解説に力点が置かれ

読んでいて共産党一党独裁体制が続く限り解決は難しいと考えさせられます。

また、国家主導で、外国人を中国にとって都合の良い親中派にするために「友好関係」を重要な外交手段として促進さ

れている実態は知りませんでした。

将来予測としては米中対決に向かうことが示唆されていますが、著書曰く中国自身の「融通無碍の実利主義」に

よって回避され世界のシステムに中国自身が組み込まれていくのではないかとの楽観的な見通しで纏められてい

ますが、中国社会からすでに信頼が損なわれて法治精神がない状態では難しいのではと思えてなりません。
このレビューは参考になりましたか?
140 人中、131人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
現代中国のノンフィクションでは出色。題名を見て、中国ブームの便乗本かと思ったがさにあらず。イギリス人ジャーナリストの著者が、取材したエピソードから問題点を丹念に演繹的にあぶり出していく様は、読む者を引き付ける。感心するのは、中国の安価な労働力が欧米の中堅都市の経済から文化まで根こそぎ奪い取る実態を報告しながら情緒に流されていないことだ。中国人の「融通無碍と実利主義」への理解だけでなく、アヘン戦争以来、中国と付き合ってきた「イギリス」の度量さえも感じさせる。能天気な賛美か、さもなくば悪意に満ちた悲観論に加え、時折やっかみも含まれる日本人達の中国論とは切り口も情報の質も全く異なる。でも読み終えて、どこか中国の不気味さに寒々とするのは何故なんだろう。
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