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中国が「反日」を捨てる日 (講談社プラスアルファ新書)
 
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中国が「反日」を捨てる日 (講談社プラスアルファ新書) [新書]

清水 美和
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日中対立を声高に、意図的に煽る人に気をつけろ!胡錦涛・中国、小泉・日本、すれ違いに潜む真実。

内容(「MARC」データベースより)

日中対立を声高に煽る人に気をつけろ。日中関係はなぜ険悪になったのか。過去、現在を見つめ直し、新たな時代を切り開くときなのだ。大げさな宣伝に惑わされず自分の頭で考えるための判断材料を提供する一冊。

登録情報

  • 新書: 254ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/01)
  • ISBN-10: 4062723484
  • ISBN-13: 978-4062723480
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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25 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Marco
形式:新書
著者の情報収集力と情勢分析の正確さには感服した。2004年からの反日潮は、権力から遠ざけられた江沢民とその一派による胡錦涛一派に対する権力闘争に所以するとの著者の指摘は、正鵠を射ている。しかし、著者が本書の結語として提言するように、「温和派」(胡錦涛一派)と合作して日中「友好」を進めたとして、いったい日本の国益は何処に求められるのか?せいぜい、中国を中心とする「東アジア共同体」に絡めとられて、中国の属国になるのが関の山である。著者も指摘するように、「東アジア共同体」なるものは、中国の反米戦略である。日本の国益にかなうはずがない。忘れてはならないのは、「温和派」「強硬派」を問わず、彼らは自国の国益を図って戦略を立て、対日外交を仕掛けているのである。いわゆる「対日新思考」外交もその例外ではない。せっかくの情勢分析の正確さが、とんだ結論に終わってしまった事が悔やまれる。
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14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 西岡昌紀 VINE™ メンバー
形式:新書
 この本は、著者があとがきに書いた言葉に依れば、著者(清水美和氏)が文春新書から発表した「中国はなぜ『反日』になったか」(2003年)の続編である。2005年(平成17年)の春、中国で起きた反日デモや靖国神社を巡る日中間の軋轢を、著者の立場から分析した本だが、要約すると、例えば靖国問題に関する中国の動きには、中国指導部の分裂を見て取る事が出来、中国指導部は、反日で一枚岩に団結して居る訳ではない、と言ふ論旨の事を著者は言ひたい様である。なるほど、その通りであろう。勉強させられた事の一つは、中国の対日外交の揺れの背景に胡錦濤と江沢民の対立が有る事は認めながら、胡錦濤の日本重視の方針を準備したのは、他ならぬ江沢民であった事、しかし江沢民は、党内で自らの劣勢が明らかに成るに連れ、強硬派に迎合する様に成った、とする指摘であった。(本書221ページ参照)著者のこうした指摘は貴重な物である。しかし、この本には小泉政権の対中政策の背景に何が在ったのか?と言ふ、日本側の動きについての分析が欠けて居る。私見であるが、私は、小泉首相が、靖国問題を「利用して」中国との関係をあえて冷却させた背景には、日本の国内事情が有ったと考えて居る。即ち、郵政民営化もそうであった様だが、小泉首相は、(裏社会を含めた)日本国内における自分の政敵が中国利権と深く結びついて居る事を意識して、彼らの影響力を封じ込める為に、あえて日中関係の冷却化を図ったのではないだろうか?私のこうした見方の当否はともかく、日本側の問題を分析しなければ、この数年の日中関係は読めない筈である。いずれにせよ、中国指導部に、もう反日政策をやめたい勢力が存在する事は事実であろう。−−彼らが勝利するかどうかは別として。

(西岡昌紀・内科医/通州事件から69年目の日に)
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66 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この著書の最大のポイントは、すなちわ中国共産党政権内に「対日強硬派」があるとして、もし日本が中国に対しても強硬な姿勢に出ると逆に

それらの強硬派を元気づけることになるので、日本はむしろひたすら

柔軟な態度を示して、「強硬派」を懐柔しながら「温和派」と手を組んで日中友好を維持していく、と力説するところにある。

しかし中国共産党内には、果たして「対日強硬派」と「温和派」の色分けがあるのだろうか。本書を通して見てもこれといった証拠も示されて

おらず、一体誰か「強硬派」で誰か「温和派」かといったところも非常

に曖昧であり、結局著者自身の憶測の域を出ないものである。つまり、

本書の最大の「売り」となるところの立論は、根拠のない憶測に基づく

ものであると分かったのである。

私から見れば、中国共産党内には対日外交の戦術面に色々と違った考え

があるだろうが、しかし日本に対する基本姿勢と言えば、「強硬派」と

いうと全員は「強硬派」ではないのか。そもそも、反日は共産党自身の

イデオロギーとなった現在、党内に「対日温和派」は存在し得ないもの

である。

結局、ありもしない幻の共産党内の「温和派」に期待を寄せて、「仲良くしてくれ」と哀願するのは本書の基本的立場のようだが、それこそ、日本は今まで力行してきた対中国屈辱外交の問題点ではないのか。
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