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中原中也との愛―ゆきてかへらぬ (角川文庫)
 
 

中原中也との愛―ゆきてかへらぬ (角川文庫) [文庫]

長谷川 泰子 , 村上 護
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

"運命の女"長谷川泰子が語る、中原中也と小林秀雄との壮絶な出逢いと別れ
女優志望の泰子には詩人中原中也との運命的な出逢いがあり、さらに小林秀雄との壮絶な出逢いと別れがあった。伝説の"運命の女"長谷川泰子が語る、衝撃の告白的自伝。昭和初期の文壇を知る資料としても貴重な一書。

内容(「BOOK」データベースより)

女優志望の泰子には、16歳の詩人中原中也との運命的な出逢いがあり、さらに評論家小林秀雄との壮絶な出逢いと別れがあった。「奇怪な三角関係」(小林秀雄)といわれた文学史に残る伝説の“宿命の女”長谷川泰子が語る、衝撃の告白的自伝。「グレタ・ガルボに似た女性」としても注目される。昭和初期の文壇を知る資料として貴重な一書。

登録情報

  • 文庫: 251ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2006/03)
  • ISBN-10: 4044060010
  • ISBN-13: 978-4044060015
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
 中原と小林が長谷川泰子をめぐって互いに青春の傷を負ったことは間違いない。若い私にとってはそういう三人のあり方がまぶしくて仕方がなかった。この本は泰子が二人の天才との恋を生々しく語ったものである。それを恋と呼ぶのはロマンティックに過ぎるのだけれど。考えてみれば、こんな二人と男女の関係にあった泰子こそ大変だったろう。

 中原からは「ぼくの部屋に来ていてもいいよ」と言われて、共同生活をはじめ、二人で歩いていても急に「ちょっと、女郎を買いに行ってくる来るよ」と言われたりする。小林からは「一緒に住もう」と言われて、中原との仲を清算すべく同棲をはじめる。その折り、中原が泰子に忘れ物があったということで、小林の家をたずねるエピソードは、何度読んでもまざまざとその場面が浮かんでしまう。

 ただし、ここに書かれたことをそのまますべて正しいと思うのは早計だ。まったく違う視点から書かれた小林の妹である高見沢潤子の著書などもある。客観的に知るためには大岡昇平や江藤淳の関連書を読む必要がある。ただ、読みやすい、こういう本によって中原や小林の文学に興味をもって、彼らの作品に実際に親しみたいという若い読者が出てくることを望みたい。

 
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