駅でのスナップではなく、生き生きと走っている列車の写真を沿線で撮りたくなってカメラを買ったのはよいが、基礎知識がほぼゼロの私にとって、格好の入門書でした。特に前半は鉄道写真の中でもスタンダードな編成写真を撮ることを話題の中心として、基本の露出の設定や地図を使い太陽光の向きを考えた撮影地の選び方など、ていねいな文と豊富な図や作例により徹底解説。
さらに章を進めていくと、SLや風景写真の撮りかたの基本についても解説しています。ある程度の経験者の方にはやや押し付けがましい教科書的な本に映るかもしれませんが、どうやって始めたら良いのかの道しるべが欲しい若葉マークの鉄ちゃんに向けて、なかなか好ましい内容だと思います。