中世都市鎌倉の成り立ちや名所のいわれなどを鎌倉時代〜室町時代の時系列に沿って
解説した本。鎌倉幕府滅亡以後の遺構・遺物がそれ以前のものと質量ともに変わら
ない(つまり幕府滅亡後も繁栄していた)ということに触発された書いたとのこと。
この本を読むと、鎌倉幕府滅亡後も関東支配において重要な位置をしめていたこと
がわかると思う。ただし、最近の考古学的知見や成果をとりいれたものではあるの
だけど、中世の鎌倉では具体的にどんな生活が送られていたのかまでは書かれてい
ない。いわば歴史的事象を詳しくかいた観光ガイドっぽい感じだろうか。
更につっこんで知りたい場合は、河野真知郎著「中世都市 鎌倉」を読むことを推奨す
る。